ウッドなベースのギター弾き

ウッドベースとギター使いのJAZZCATの、音楽どっぷりの雑話。プレイヤー受けを狙っている。

弦はミディアムかライトか

2007-11-05 23:40:25 | Weblog
ギターやベースなどの弦楽器には当然弦が張られていて
音を出しているわけだが、
その弦もいろんな種類がある。

材質からいえば スチールの弦やナイロン系の弦。
テンションが強い弱い、つまり張り具合の強いものやわらかいもの。

個人の好みでチョイスしてかまわないんだけど、
偏見というか、人の意見にふりまわされて
結果、弾きにくいゲージを選んではいないだろうか?

たとえばアコギ。

やや硬めのミディアムゲージでは、
それなりの強さでピックでガンガンストロークで弾けば
ライトゲージより大きい音を出すことが可能だが、
その反面、左手の押弦のチカラも必須となる。
欧米人並のごつい手をもつ方なら大丈夫なんだろうが、
果たして日本人が欧米化してきているとはいえ、
左手にムリをかけていないだろうか?

例えば F のコードを1フレットで
ちゃんと押さえられるだろうか?

太いゲージのほうが音程はよくなるがノビは無くなる、
ピックで大きな音がでる反面、指での軽いタッチでの反応は悪くなる。

楽器の状態によっては、ライトゲージより太いゲージだと、
楽器自体に負担をかけることもある。

ライトゲージを張ってみて自分の楽器の鳴りがどう変化するのか
相性を確認してはどうだろうか。

左手右手のチカラ加減のストレスが減る分、音楽性の余裕も出るというもの。

自分が知っている範囲で、ギターにミディアムの弦を張って、
それなりのパワープレイの弾き方で、イイ音を出しているプレイヤーは
いないんだよなあ。