ウッドなベースのギター弾き

ウッドベースとギター使いのJAZZCATの、音楽どっぷりの雑話。プレイヤー受けを狙っている。

ライブな会場でのPAの難しさ

2011-05-09 22:29:51 | PA・音響

屋外やデッドな空間においては比較的PAは調整しやすいものだけど、
先日行われた、コンクリート壁が背面の吹き抜けホールでの音出しは
非常にやっかいだった。
普通に音をだしただけで気持ちのよい天然リバーブが自然に乗ってきて、クラシックとか声楽だったらその響きがプラスになるんだけど
これが音の大きいDrやベースが入ったJAZZやPOPSだと、その響きがマイナスに作用してくる。
せっかくのボーカルの歌詞が聞き取りづらくなるし、一番困るのがベースの音作り。
エレベウッドに関わらず、とにかくベース音がホールに残りすぎて、バンド全体の音を濁してしまう。
ベーシストは悩むわけです。
自分の解決策としては、アタックをはっきり出し、サスティンを短めにするために、ブリッジ付近にスポンジの弦ミュートをつけてます。
こうしたほうが結果的に客席ではほどよく聞こえたりするもんです。