ウッドなベースのギター弾き

ウッドベースとギター使いのJAZZCATの、音楽どっぷりの雑話。プレイヤー受けを狙っている。

エレキギター(エレベ)のピックアップにモノ申す

2011-05-10 19:15:02 | エレクトリックギター

最近生ギターでのステージが圧倒的に多いので、たま~にエレキを使うときがあると、
その音色のレンジの狭さに気がめいることも多くてねえ・・。
エレキも(なんか言い方が古いよね)いろいろ持っていて、フルアコ・セミアコ・ソリッド、一応アーム付きもあるし、
それなりに利用ニーズに対応できるものはあるんだけど、
弦の振動情報を拾うエレキのピックアップの周波数レンジは、やはり限界があるしね。
逆に考えれば、上と下をカットしたいわば中域の音色がエレキならではの音色になってるともいえる。
周波数特性がバツグンに幅広い高性能ピックアップは今後出るはずもないし、
歪みやドライブさせてのギタープレイが世間ではほとんどなので
ある意味現状の市販機材を使っていくしかないんだが、
改善してほしい点はたしかにある。
アンプで歪ませずに本来のクリーントーンを出した場合の各弦のピックアップ音量バランスがうまく取れている楽器に
出会ったことはまずないのよね。
アンプである程度ドライブさせて音を出す場合は、アンプの回路上いい感じにリミッターがかかるわけで、
そうすると各弦の音量は比較的揃うワケ。
世間のエレキギターはドライブさせて使うのが一般的なのだから、特に市場的には問題は無かったりするんだが、
ごく一部存在しているクリーントーンのエレキプレイヤーは、多分みんな同じことを思ってるんじゃないかなあ。
そうそう、エレベ弾きもこの問題は特に感じていると思う。
たとえば4弦1弦がドーンと音量でるけども、それに比べ2・3弦が音圧が薄くて、ベースランニングするとなんかしっくりこなかったりするわけ。
ポールピースの高さが調整できるタイプはまだいいけど、アクティブピックアップにありがちな、フルカバータイプのピックアップだと
弦ごとのバランスがとりようもない。
結局はポールピースの高さを微妙に自分で調整してるんだけど、
メーカー側も、最初からいい音量バランスのクリーントーン向けのピックアップをだしてはくれないものかなあー。