少し前からEP6T(イラン)がQRVしている事は知っていたが7MHz帯のCWで1月18日の07:29JSTに交信後はチャンスが無かった。確かに中東のイランからの信号は最近は余り聞かなかった感じで今回はQRVが有れば各バンドを賑わして居る。それでも2000年前後は可也アクティブな運用が有り特別に交信が難しい国では無かった様に記憶している。
先日の7MHz帯で交信した後でEPとの過去の交信履歴をチェックしてみるとHF帯は24MHz帯を除く各周波数帯で計31回の交信の履歴が有ったが2002年の11月3日のEP6KIとの21MHz帯のCWでの交信を最後に其の後10年間は交信履歴が無い。多分イランからのQRVは有ったのだろうが?当局がDX通信から遠のいて居た事が原因と思われる。
7MHz帯はSSBでの交信実績は有ったので今回はCWで交信した後は交信履歴の無い24MHz帯に網を張り交信すべく待ち構えて居た。16:10JST辺りにクラスターに上がったのでアンテナを西方向に振り受信を開始したが其の段階では御本尊の信号は弱く良く聞き取れなかったが3~4分すると信号は55~57まで上がったが少しフワフワした感じのQSBを伴っていた。
相手は24.550MHzに出てスプリット運用で5~8KHz上をピック・アップしている様子だったので最初は定石通りに5KHzUPより少しずらして2回ほど呼んだが駄目で私の前に交信した局に少しずらした6.5KHzUP位で呼び掛けたら「VM?」と帰って来て再送すると「5AVM?」と再度聞かれコール・サインを送ると今度は「JH5AVM 59」と正確に返って来た。
最近に強く感じる事だがトラップの付いたマルチ・バンドの八木は弩パイルの時は全く歯が立たない。現在までは出来るだけ沢山の周波数帯でQRVをしたいが為にマルチ・バンド八木を多用して来たが此の選択肢は大きな間違いで有った。矢張り此処一番の時はフルサイズのモノバンド八木で無いと通用しない。当局のアンテナ・システムでは21,24,28,50MHz帯がフルサイズのモノバンド八木、後はトラップ付きのマルチ・バンダーを使用している為に悲しいかな・・・此れ等の周波数帯はエネルギーの大半が熱に成って居るのか?全く飛んで行かない困ったものだ・・・・・