レイク・ヒル・ファームを出て少し進むと洞爺湖を約170mHの高さから一望出来る「サイロ展望台」が有り先ず其処に行く事にした。支笏湖と洞爺湖は対に成った観光スポットだが支笏湖は湖を完全に周回する道路が無く然も湖畔近くを走る道路も大半の部分が湖畔との間に原生林が有り其の為に直接に湖を見る事は出来ない。洞爺湖にも其の様な場所はあるが此処は湖の近くを保々周回する事が出来て車から湖を見る事が出来る場所が多く湖畔の彼方此方には58の彫刻が展示されて居る。又サイロ展望台を先に進むと洞爺湖の北側には四国の香川県の財田地区の人達が此の地に入植して切り開いた地区が有り近くの湖畔には「浮見堂」と云う観光スポットもある。然し洞爺湖の遠景を見るには矢張り此処が一番なので先ず最初に家内を此処に案内した。
残念な事に雨こそ降って居なかったが生憎の天気で分厚い雲が重く圧し掛かった状態では肝心要の有珠山の頂は見えず(昭和新山は見えている)折角の眺望も台無し状態で「サイロ展望台」と標識の有る所で訪問の証拠写真を撮っただけに終わった。従って此の日の支笏湖と洞爺湖の観光は残念な結果に終わった。
今回の旅行で訪れた湖の観光地のオンネトー湖、パンケトー湖、阿寒湖、屈斜路湖、支笏湖、洞爺湖方面の観光は全て天候不良の中で最悪な状態に・・・・徳島に帰ってから家内と相談して近年中に天候が安定した紅葉時期にリベンジマッチに北海道に行く事を決めている。