滝野すずらん丘陵公園へ行く途中に左側に大きなモアイ像が立って居るのが目に入った。「何故こんな所にモアイ像が?」と不思議に思って興味を引いたので「すずらん丘陵公園」を出発して其の方向に引き返したが如何も道を間違えた様で「真駒内滝野霊園」に迷い込んだ。特に霊園に興味があった訳では無かったが大きなモアイ像が沢山並んで居たので「如何してモアイ像があの場所に並んで立って居るのか?」知りたかった事と其れを写真に撮りたいと思い探して見る事にしたが霊園内部は可也広大で園内を車で走りながら20分ほど探して廻ったが如何しても見付からない 家内は夕食時間が気に成るのか?「そろそろホテルに帰ろう!」と言い出したがあれだけ大きな物が見付からない筈が無いと私が意地に成って探して居ると途中で八角堂と他で余り見た事の無い様な大きな釣鐘を見付けて写真に収めた。
徳島に帰ってインターネットやグーグル・アースで此の付近を調べたら此の霊園は180万平方メートルも有り驚く程の馬鹿でかい広さでビックラコン状態に・・・・・北海道内の全人口は547.4万人、其の内の三分の一強に当たる195.2万人が札幌市内に住んで居る様で市内を走った段階でも墓地らしき物を全く見なかったので道理で此の半端で無い広さも納得出来た。写真の八角堂は冬季には此の広さの墓地全体の除雪はとても無理なので此処までの道は完全除雪をして冬の厳寒期でも此の場所に来れば全ての御霊のご供養が出来る様にした流石に北海道ならではの施設だった様だ。
道に迷ったら元に戻るのが基本なので霊園を一旦出て すずらん丘陵公園に向かって来たと思われる道を暫く進むと右側に大きなモアイ像が見えて来た。如何やら此のモアイ像は西側端しに有る滝野霊園の正門を入った所に立って降り私達は最初に其の手前の南側入口から入った様で霊園の中央部分を彷徨って居た感じ!入口を入るとエジプトのスフィンクスがあったかと思えば其の後ろには大きなモアイ像が立並びモアイ像の間には仏教の仏像らしい物が立並び和洋折衷の意味不明状態???其処を少し奥に進むと頭大仏殿が有り高さ13.5m総重量1500トンの石像で顔の部分以外はラベンダーが咲く丘に覆われて居るらしく是非とも見学したいと入口まで進んだが既に施錠されて居てNG、残念な事をした。其の他にイギリスのパワースポットで有名なストーンヘンジも此の霊園の中に有るらしく(此れも見られなかったが)広い大地を利用した何でも有りの普通なら一寸違和感を感じる世界が広がって居たが其れ等が自由に受け入れられる北海道の大らかさを感じた。