北斗フィッシャリーを出発し函館茂辺地道路から函館新道経由で大沼ICまで進み此処からは道央自動車道の黒松内ICで降りて黒松内新道を進みルート5号線に突き当たると右折して写真の「道の駅 らんこしふるさとの丘」で休憩を取った。此の蘭越は北海道発の人気のお米「夢ピリカ」の産地で今回北海道で初めて米作りの水田を見た。
此の日の観光は計画当初では函館から一気に小樽市までの移動を予定して居たが途中に神威岬、島武意岬、ニッカウヰスキー工場見学と見逃せない観光地が有ったので神威岬の手前の蘭越かニセコ近くで一泊する事にした。スキーのメッカであるニセコアンヌプリ側(山の東側)に行けば素晴らしいホテルが沢山有る事は解かって居たが翌日の行程を考えると東から西側に可也引き返す事に成るのでインターネットで山の西側の宿を調べて居たら五色温泉旅館が見付かった。此処は如何も湯治場的な温泉の感じで素泊まりだと1部屋が6000円程で泊まれる事が解かったが此処に宿泊を決めたのは値段では無く、翌日の観光に便利で有った事とインターネットで見た何も無い山中で温泉の魅力だけで?集客出来る温泉に興味を持ち家内に今回の北海道旅行で未だ泊まって居ない様な宿に案内したいと思ったからであった。上記の「道の駅 らんこしふるさとの丘」を過ぎて湯本温泉野営場を過ぎて右折してルート58に入ると全く人家の無い道を暫く進むと霧が垂れ込めた中に五色温泉旅館が見えて来た。本館で受付を済ませると別館の場所を教えられ後は全て御自由に!の感じ100m程離れた別館に進むと玄館先で4人程のバーべキュウ会が始まって居て挨拶をしたら此の別館の宿泊者は全て自炊の人達であった。私達の部屋に入ったら部屋自体は立派な作りでは無かったが清潔で共同自炊するキッチンは真新しく冷蔵庫も電子レンジも有るし食材さえ持ち込めば快適な湯治生活が送れる設備であった。
上段最初の写真は本館の建物で二番目の写真は本館と別館の間に有る源泉が沸き出て居る場所、三番目は本館に有る露天風呂を含む浴場の建物、最後が私達が泊まった別館で建物の左部分の手前が男子の露天風呂部分で女子は其の奥側と成って居る。両方供の露天風呂は広くて泉質も良く今回の旅の温泉では十勝岳温泉とは甲乙付け難くもし期日の余裕があれば2~3日間逗留したくなる様な良い泉質の温泉で家内共々堪能した。
立待岬を後にしたのが11時30分頃で此処から西方向に14Km程離れた北斗市の上磯漁協の隣で営業して居る「北斗フィッシャリー」で昼食を取る事にした。此処は北斗市に有る聖母トラピスト大修道院を見学の後に昼食をする場所をインターネットで探していた時に偶々見付けた食事処で貝鮮焼きが食べられる店で此処なら家内も喜ぶだろうと行く事にした。
店に到着したのは12時前でお客さんは多くは無かったが既に2組ほどの家族が美味しそうに貝鮮料理を食べていた。受付で料理を頼んだが自分達で焼くのならどの様にして焼くのか?少し心配で有ったが其れは要らぬ心配でテーブルに埋め込まれた大きい鉄板の上に殻付き牡蠣や同ホタテを並べて大きい金属の蓋で蒸し焼きにする調理は全て此処の女性従業員さん任せで私達は食べるだけで良し!タイマー設定した時間が来ると其の蓋を開け調理の出来上がりをチェックすると食べ方の説明をしてくれるので安心出来る。貝が焼き上がるのに少し時間が掛かる間、良い臭いがするので御腹の虫が騒ぎ出す状態に食い気が先走り写真機は直ぐ横に置いて居たのに焼き上がりの写真を撮る事をすっかり忘れパク付いて貝殻のみの状態に成った所で写真を撮って居ない事に氣付いたが後の祭りであった。従って此の場所の写真は店の外観写真しか無い。
食事が終わって店を出たら家内はニコニコ顔で「ホタテや殻付き牡蠣の蒸し焼きがこんなに美味しい物とは知らなかった。朝市の函館丼と云い函館は最高やわ!」と絶賛して喜んでくれると案内した甲斐が有ったと云う物、北海道から帰って1ヶ月以上に成るが此の時の食事の事は良く2人の話題に上がるが北海道は一寸遠いので おいそれとは行かれないが次に北海道に行く事が有れば絶対に外せない場所と成って仕舞った。