私達の日和山灯台の見学が終わって今回の北海道旅行は後、小樽運河の見学を兼ねた夕食を残すのみと成った。本来の予定では「青の洞窟と小樽湾クルーズ」が組み込まれ居たが天候不良の為に中止した関係で此の時点で少し時間が余ったので何処か?もう一箇所の見学が出来る事に成った。カーナビで周辺検索を懸けると4Kmほど小樽運河へ向かう途中に「小樽市総合博物館」が有る事が解かり家内の「行ってみよう!」の一言で現地に向かう事にした。
建物の中に入ると正面に写真の綺麗な「しづか号」の展示が見えて「SLを展示して有るんだ!」と鉄道マニアでは無い私でも一寸嬉しくなった。家内も早速運転席に上がってポーズをとって御満悦の様子で此処へは時間潰しに立ち寄ったが思わぬ大正解であり、小樽水族館の駐車料金に対する小樽市への恨みも思わぬ日和山灯台と此の博物館見学で帳消しと成った。
しづか号を展示した横の部屋には写真の凄く精巧に出来上がった各時代を代表するSLの模型蒸気機関車が其々の操作ボタンを押すと車庫から出て来て転車台で一回りして姿を見せると車庫に帰って行くのを見て家内曰く「此の動きは凄くリアルで蒸気機関車のファッション・ショーみたい此れ欲しいわ!」と弾んで30分近く此の場所を離れなかった。家内は意外にもこの様な場所の見学が好きな事は知って居たので今回の旅行に組み込んだ旭山動物園、アイスパビリオン、北方民族資料館、オホーツク流氷館、占冠物産館、苫小牧市科学センター、藻岩山プラネタリウム、そして此の小樽市総合博物館と可也好評であった。
帰った後で解かった事だが此の博物館の外には車庫を持った転車台と別の露天の転車台を結ぶレールが敷かれて居て其の線路上に蒸気機関車や客車の実物展示がして有った事に気付かずに此処を後にした事が残念で成らない。