旅の話が前後するが05時前に「ホテル函館山」を出た私達は函館朝市に行く前に折角函館に来たのだから函館山に上がろうと云う事に成った。此の時間帯は車で頂上まで行く事が可能なのでホテルの駐車場から出て60m位進んで左折したら後は1本道を進んで6合目位まで進むと霧で視界が悪くなり始めた。頂上の駐車場には3台程の車が停まっていたが人影は全く無い。2人で函館市内が見渡せる筈の展望台に上がったが視界は50m程しか無く眼下に見える筈の函館の町は全く見えなかった。其処で仕方なく三番目の写真の所で家内の写真を撮っただけで山を下り函館朝市~五稜郭~トラピスチヌ修道院の見学が終わり北斗市の「北斗フィッシャリー」に向かう途中で函館山の頂上が車の中から見えたので「此の時間だと頂上から函館の町並みが見えるかも知れない?もう一度函館山に上がってみるか?」と聞いたら「行こう行こう!」と云う事に成り10:45頃に再び山頂の展望台に向かったら函館湾内や市内の町筋が何とか解かる程の視界が開けて居た。
函館山には今までに夜に3回、昼間は5回程山頂に上がって居るが函館の綺麗な夜景が見えたのは1回だけで昼間は下から見た雲の掛かり方で解かるので全く見えなかったのは此の日の最初の時だけで有ったが青空の下での景色を見た記憶は無く大体が曇天の中であった。又函館山を津軽海峡(南側)の船上から2回程見た事が有ったが2回とも函館山の上部から北側(町筋)に向かう孫悟空が乗る筋斗雲状の雲が覆い被さり余り高い山では無いのに頂が見えた事は無かった。
今回は函館の夜景は見られなかった事は残念ではあったが何とか函館の町筋が午前中に見られたので粘った甲斐はあったが如何も私と函館山の相性は良く無い様だ。4番目の写真は森昌子さんの歌に出て来る「立待岬」正直な所、態々見に行く様な場所では無いが函館山から近い場所なので序に家内を案内したら結構気に入って居た様であった。