黄昏叔父さんの独り言

 アマチュア無線と何でも有りのブログ

当局の無線設備の変遷 アンテナ編 第9回 クリエートの 714X

2016年12月16日 | アマチュア無線


    

 



 7MHz帯で使用して居たAFA40の調子がおかしく成って原因を調べる為に一度地上に下ろす事に成った。此のアンテナは14~5年間使用したのでタワー近くの木々が生長した為にアンテナを直接地上に下ろす事が出来ずにタワーの途中まで降ろし後はタワーの途中で分解して地上に降ろした。原因はトラップ部分に問題が有り交換するしかなかった。


 交換部品の購入と修理した場合に又同じ様にタワーの途中で手間隙を掛けて組立上げる作業の事を考えると折角苦労するのに性能的には何ら改良されない事を考えると馬鹿らしくなってアンテナをグレードアップする事を考えた。7MHz帯は3エレ程度のアンテナを物色したが新品だと20万位したのでオークションで出物を探したが直ぐには見付からず半年間くらい探し続けて居たら関東方面の方で714Xのハイパワー用がオークションに出品されたので確か送料込みで5万5000円くらいで落札をした。調度此の頃は娘が県外の大学に進学した頃で遊びや趣味に余りお金を掛けられずに先日のT2-3VX以降は全く新品のアンテナの購入は無く成り全て中古品を使用して居た。何せアンテナ部材は大半がアルミパイプなので磨いてテナコートを塗ればピカピカに成るし無線機器の中古品の様に個々に寄る性能の較差が生じないので自分で確りメンテさえ出来れば殆ど使用上での問題が無い事は解って居たので一年に1~2本しか出て来ないアンテナ型番だったので迷わず購入を決めた。時期的には2004年の終わりの頃であったと記憶して居る。


 東京から届いたアンテナを目視で点検すると痛んだ部分は殆ど見たら無かったが先日のブログに書いた様にクリエート社のアンテナで特にトラップ付きのエレメントは長年風に煽られるとエレメントをブームに固定するエレメントクランプの辺りから「く」の字に曲がる傾向があるので各エレメントの太い順から2番目までのパイプは全て二重管にしてアンテナブームも同程度の物を上下の二段構えに補強した。此の改造の部材は使用しなく成ったCL-20DXの部材を利用したのでオリジナルの重量を大きくオーバーし自重は70Kg近くに成り此れを私一人でタワー上部に持上げる作業は人力では無理で此の作業の為だけに小型の電動ウインチを購入する羽目に成ったが此の道具は其の後のタワー上での作業等で便利だし安全性や作業効率を上げる事に成って今では手離せない道具に成って居る。


 此のアンテナはブーム長10m、最長エレメント14.3m、回転半径8.6mで重量は70Kg有り今まで上げたアンテナとは比較に成らない大きさで有ったが苦労してアンテナマストに固定された姿を下から見上げた時には「長い事アマチュア無線を遣って来たが遂に自分も短縮ながら7MHzの3エレ八木を持つ事が出来た」と凄く感激した。使用面では正直AFA40の性能との違いは良く解らなかったが若干受信は良くなった様に思う。此のアンテナは2005年の5月から稼動し始めたが2~3年前からトラップ部分の接触不良に悩まされたり台風の風で輻射エレメントが金属疲労で破断したり後半に成って結構トラブルが続出して居る「困ったチャン」であるが今年で満11年を迎えた当局の一番大型のアンテナで其の存在感は大きい。

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 クラスター情報に目を奪われて「骨折り損の草臥れ儲けに成った日」

2016年12月16日 | アマチュア無線


 今朝は05:30JST頃に目が覚めた。昨晩の天気予報から朝方は可成り冷え込むとの情報どおり部屋の温度は可成り寒く石油ファンヒーター無しでは受信体勢に入れない状態で寝床からスイッチを入れ部屋が暖かくなってから布団から出て受信に入った。最初に此の2~3日は交信実績が有った1.8MHz帯から聞き始めたら日の出前からコンディションが段々と上がって来てノイズの中でのアップアップの信号が559に上り日が昇った直後には579まで上がった後15~20分ぐらいで段々とフェードアウトして再びノイズの中に沈んで行く。


 今日は此の周波数帯で1stQSOの局が可成りの強さで聞こえて居たので何回か呼掛けたが国内とのコンディションも開けて居り同時に呼掛けるJAの信号で御本尊の信号が掻き消されて誰に応答しているのか?良く解らない。1.8MHz帯は今まで余り運用して居なかったので新参者が呼び倒すと(邪魔に成る程に国内にも飛んで居ないとは思うのだが?)OMに気合を入れられそうなので暫くは様子見をせねばと静かに受信に徹して居たら今日は1.8MHz帯では実績無しに終った。其の後05:40JST~07:20JST間は3.5MHz帯に上り3局と交信したが途中でクラスターの情報を見ながら10MHz帯や14MHz帯も聞きながら右往左往したが「骨折り損の草臥れ儲け」に終った。昨日10MHz帯で聞こえて居たカリブ海方面の局の運用情報が今日もDXクラスターにアップされて居たが当局には全く聞こえなかった。14Mhz帯ではKP2Qが安定して聞こえて居たが一昨日にQSO済みで呼掛けられず聞いただけに終った。各バンドに運用出来るアンテナが有ると何処にでも出られて便利だが時としてクラスター情報頼りの運用ばかりしていると目先の事に目を奪われて1箇所で辛抱してジックリ聞く事が出来ずに最終的にどっちつかずの状況に陥り何処とも交信出来ない状況に成るが今朝は正に其の様な状況の日であった。



       今朝の交信


   YL3CW(3.5,CW) LY5O(3.5,CW)  YT9A(3.5,CW)


 
 

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 ブログ総閲覧数100万件到達に5年5ヶ月を要す。

2016年12月16日 | その他


 此のブログを始めたのは2011年の7月21日でした。当時は2008年頃から始めた全国への移動運用に一番力が入って居た時期で調度九州~沖縄本島~沖縄から鹿児島への途中に有る離島を運用し九州本体~中国地方~隠岐方面を2ヶ月半掛けて廻り帰って来た後の事でした。始めた動機は単なる自分が遣ってきた事や其の過程で経験した事や思い出を忘れない様にする為の日記的な感覚で始めましたが当時は可成り広域に移動運用して居た為に当時のアワード対象の結構レアーな場所からの運用も有り全国からの沢山の局から呼掛けられる機会があり目立ってしまうと水面下で「本当に其の場所に行って運用して居るのか?」の声が聞こえる事も有って(当然当事者は私には確認して来ない)移動運用した場所の写真や運用状況をブログで発表すれば相手がブログを見る見ないは別にして或る意味、公に発表する事に成るので其れ等の疑問に対する答えの手段としては実に理に叶った方法だという意味合いも有りました。


 ブログを始めて2年間を経過した段階で年間平均で訪問者数が5万人、平均閲覧数が20万件程度だったので此の侭継続すれば5年後に訪問者数合計が25万人、閲覧数合計が100万件に到達が私の目標に成りました。満5ヵ年を迎えた今年の7月21日に訪問者数合計は自己目標値に到達しましたが寧ろ達成が簡単と思われた閲覧総数が8万弱足らずに目標値に遠く及びませんでした。其処で此の遅れを年末までに取り返す対策を彼是考えた末に過去の5年間はブログの存在を公にアピールする事無く進めて来て居ましたが此の方法では目標達成は一寸無理な感じで今年の10月30日にブログランキング・サイトに思い切って登録する事にしました。


 当初はランキングを上げる事より当ブログの存在を知って貰う事が一番の目標で其れに伴う閲覧数が増える事を望んで居ましたが結果は逆で私が意図して居た閲覧数は殆ど以前と大差は無く逆に訪問者数は1日当り50~60人増加してブログランキングは徐々に上がって来ましたが反面、閲覧数は進捗が思ったより進まず今朝遅まきながら漸く100万件を達成する事が出来て最初の自己目標達成に5年5ヶ月を要しました。今後の目標は来年の7月までに総訪問者数30万人、総閲覧数120万件の達成と成りますが訪問者数は順調に推移して居るが閲覧数は7ヶ月で20万件は可成り厳しい数字だが達成に向けて頑張ってみようと思って居ます。


 

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当局の無線設備の変遷 アンテナ編 第8回 T2-3VX

2016年12月15日 | アマチュア無線


 当局の最初のWARCアンテナはクリエート社の248Aで18MHz帯は3エレ動作し24MHz帯は4エレ動作の短縮型の2バンド八木でした。此のアンテナはWARCバンドが開放された1990年の最初から使用して居たので許可されたばかりの周波数帯で運用する局も少ないしビームアンテナを使用して居る局も少なかったのでDX局の呼掛け段階でも余り不足を感じる事は無く当時のDXペディション局が此れ等の周波数帯をQRVすれば保々落とすことなくQSOする事が出来て居ました。


 此のアンテナは1990年にタワーに取り付けれ4~5年間は18,24MHz帯のDXで多くのNew1を齎しましたが九州の福岡県に上陸した大型台風の襲来で(非公式だが鹿児島県で瞬間最大風速82/Sを記録した)徳島県で52m/Sの風が吹き其の煽りで4本のエレメントが全て「く」の字型に大きく曲がりトラップの付いたエレメントの片方半分が中央の接続部分のパイプからスッポ抜けて飛んで行き行方不明に成ってしまいました。台風通過後にタワーから半径150m位の円内はくまなく探しましたが最終的に見付けだす事が出来ず考えられる事は材質がアルミパイプだったので誰かが拾って帰ったか?考え難い事ですが?我家から50m先には大きな川が有り我家の正面当りで深さが3m程の淵が有るので其の部分に沈んでいるしか考えられず探し出す事は最後まで出来ませんでした。


 其の後2008年位まではビームアンテナが無かったので18,24MHz帯の運用は殆ど遣らなく成り如何しても遣らねば成らない貴重なカントリーはワイヤー系のアンテナで取り組みましたが其の飛びの差は歴然でGetするには本当に苦労しました。2009年頃に再び18,24MHz帯のビームアンテナを上げる計画を立てアンテナの機種選定に入りましたが其の頃には現役を既にリタイヤして居たので新品のアンテナの購入は勿体無いと考え時間を掛けてオークションで探す事にしましたがWARCバンド用のアンテナと言う特殊性から手頃なアンテナの取得に1年間ほど掛かりましたが程度の良いナガラ社のT2-3VXを手に入れる事が出来て確か2010年頃に5~6年振りにビームアンテナがタワーの上に上がりました。


 此のアンテナはブーム長が4.22m、最長エレメントが6.58m、回転半径が3.9mで248A寄りは一寸小振りだが其の使用部材のパイプは248A寄りは一回り太く、エレメントクランプやマストクランプは比較に成らない程に確りしていてその頑丈さは一目瞭然でした。性能面では18MHz帯で少し劣る感じがしましたが(根拠が有る訳で無く個人的感触)以前は台風に寄って壊れたので今回は其の様な事が二度と無い様に丈夫さを第一義に選択したので十分に満足出来る物でした。

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 昨日に続いて1.8MHz帯で成果あり

2016年12月15日 | アマチュア無線


 昨晩は珍しく23時前に布団に入ったら今朝は03時頃に目覚めた。歳を取ると矢張り睡眠時間が段々と短くなって来て最近は4~5時間くらいしか眠る事が出来ない。其の反面に昼間にコタツの中に入ったりすると直ぐに眠たく成ってダラダラと寝込んでしまう悪い習慣がリタイヤ後に身について仕舞った。今朝のこんな時間に起きても無線の方のコンディションはサッパリで6時頃までは時間潰しに苦労した。


 05時頃から1.8MHz帯を聞き始めたが此の時間帯は何も聞こえず06時頃からロシア方面が弱く入感し始めて06:20JST頃に成ると信号は579~599まで上がって来て呼掛けを開始したが今朝交信出来た全ての局からQRZや完全にコールサインをコピーして貰えず3~4回か其れ以上コールサインの再送を要求されて相手側では受信するのに可成り苦労して居る事が想像出来る。其れでも相手局の好意的な対応で何とか2局と交信する事が出来た。


 其の後の07:00JST頃に3.5MHz帯にQSYしたら平日の割にはDX局が安定に入感して居てコンディションが良いのかLow Band の受信に段々と私の耳が慣れて来たのか?割りと楽に相手の信号が受信出来て3局と交信する事が出来た。其の後の08時前に14MHz帯でKP2Q(Virgin Is)とのQSO後に満足をもってQRTしたが其の前後に聞いた10MHz帯のコンディションは良くP4/DL6RAL,KP4JRS,NP4R,VP5/VE1ACN,KP2Q等が聞こえて居たがアンテナを先日EU方向に仮固定した為に3エレ八木はそっぽを向いて居るので残念ながら呼掛ける事は出来なかった。


        今朝の交信


  RN3CT(1.8,CW)   R3LA(1.8,CW)  S58Q(3.5,CW)


  OE8SKQ(3.5,CW)  9A5M(3.5,CW)  KP2Q(14,CW)

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 当局の無線設備の変遷 アンテナ編 第7回 214F,CL6DXX

2016年12月14日 | アマチュア無線


 サイクル22のピークが過ぎて28MHz帯のコンディションが段々と落ち始めて来ると運用の主力と成った14MHz帯での7SDXの力不足を感じる様に成って来た。28MHz帯の運用は殆ど無くなったので此の周波数帯は捨てて14MHz帯と21MHz帯で7SDXの性能を凌ぐアンテナを探し始めた。対象と成ったのはクリエート社の214F(14,21MHz帯の5エレ、2バンド八木)と同社の714X(7,14,21MHz帯のトライバンダー)で有ったが甲乙付け難く最終的にDXをガンガン遣ってるハムショップの店長に相談したら「7MHzは既にAFA40を上げて居るんだから14MHZ~21MHz帯での特性での評価判断と成るので其れなら214F方を選択する方が良いのでは」と214Fを進められた。


 クリエート社の214Fはブーム長12.2m、最長エレメントは9.5m、回転半径が7.8mで14,21MHz帯で5エレ八木として働き7SDXよりはアンテナも大きく見るからに14と21MHz帯では飛びそうな感じで最終的に此のアンテナに決定して第一タワーには214Fを取り付け第二タワーには従来のAFA40の上に同じくクリエート社の50MHz帯用の7エレヤギのCL6DXXを取付けて固定局で50MHz帯の運用が確り運用出来る様にし7,14,21,50MHz帯のアンテナがビーム化された。此の時期にはWARC用の248Aは台風で壊れ1995年から2009年くらいまではWARC Bandのアンテナが無く18MHz帯と24MHz帯は運用を休止した。


 此れ等のアンテナシステムに変更する少し前に遅まき乍50MHzに興味を持ってCL6A(5エレ八木)やCL6DX(6エレヤギ)を持って移動に出掛けたりしたがCL6DXは移動先で組立ててアンテナポール7mH位を一人で立ち上げる状態で失敗し転倒させ見るも無残な姿に変わり果て「涙がポロリ」の状態にしてしまった苦い経験が有る。今思い返すと使用した大半のアンテナがクリエート社製だが此のメーカーに対抗するメーカーと言えば国内だとナガラだが私はアンテナに使用する部材は圧倒的にナガラの方が良いと思うのだが以前のナガラのマルチバンドビームは殆どがブームが短く此の点が私の信じる「同じエレメント数のアンテナならブームが長い程ゲインが確保出来る」の思いと違い選択出来なかった。

 

 クリエートのアンテナは全体的にエレメントパイプも細く頑丈さではナガラに一歩劣る感が有るが此れも考えようで私の様に直ぐに性能的に我慢が出来なく成って短期間で(4~5年)交換する者にはナガラの様な頑丈なアンテナは必要なく価格的にも購入し易いクリエート社の選択も間違ってはいない感じで八木アンテナの基本的な各エレメント間隔に忠実なロングジョンアンテナの品種の多さや各局の使用目的に対応した品種の多さは他社に無い特徴と成っている。反面ナガラ社のアンテナは全体的に都会地などの設置する場所が狭い所やアンテナを長期に渡って使用したい方には安心して使用出来るアンテナの様に思う。



 

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 何ヶ月振りかの1.8MHz帯のDX QSO

2016年12月14日 | アマチュア無線


 今朝は5時半頃に起き出して何時も通りに3.5MHz帯から聞き始めたら此の時間帯には当局ではDXの信号が聞こえず一先ず諦めて7MHzにQSYした。今日も昨日と同じで朝からの小雨でそれに伴うノイズレベルが高く海外からの信号は上手く聞取る事が出来なかったが9A707RのCW信号だけはノイズレベルを抑えて599と強力に入感して呼び手が途絶えて居るのか?時折CQを連発して居たのでタイミングはかって呼掛けたら何とかQSOする事が出来た。現在は7MHz帯の3エレ八木は北東の方角に向いた侭で首を振れないのでEU方面は15mHの逆Vアンテナを使用するので呼掛ける段階で相手まで電波が飛ぶか如何か判断が付かず如何しても躊躇して仕舞い交信数は伸びて行かない。


 3.5MHz帯も7MHz帯も思ったよりもノイズレベルが高いので久し振りに1.8MHz帯に下りたら以外にもDXの信号が数局聞こえて来たので何局かに対して呼掛けたが同時に呼掛けるJA局のQRMが強力で相手の信号が全く掻き消されてコールバックが判読出来ない状態に安心して呼掛けられずダイヤルをグルグル回していたら599の強い信号が聞こえ其処でダイヤルが止まって聞いてみたらLY2BAWと打つ信号が国内局並みに聞こえて久し振りに気合が入ったが何回かのコールの後に応答が有り久し振りの1.8MHzでのDX交信と成って此の1QSOで十分満足出来て早々とQRTした。



       今朝の交信


   9A707R(7,CW)     LY2BAW(1.8,CW)

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当局の無線設備の変遷 アンテナ編 第6回 クリエートの248A

2016年12月13日 | アマチュア無線


 1990年にWARC Bandが開放されるや私は直ぐに変更届けを出して18MHz帯と24MHz帯を運用出来る様にしました。当時は第一タワーにミニマルチの7SDXを上げ第二タワーにはクリエートのAFA40を上げ其の上に新しく開放された18,24MHz2Band八木を上げる為に機種選定に入りましたが矢張り対象とするメーカーはナガラかクリエートしか無かった様な記憶が有ります。特に運用出来る最初の段階からのビームアンテナと成ると私の記憶では選択肢はクリエートの248Aしか無かった様に思うのですが?定かでは有りません。


 此の私が選んだ248Aはブーム長4.6m、最長エレメント7.5m、回転半径4.7m程で然程大きくなく動作としては18MHz帯は3エレ動作で24MHz帯は4エレ動作でした。7MHz帯のビームアンテナと比較すると設置は赤子の手を捻る簡単さで直ぐに問題なく設置は出来たのですが共にトラップ型アンテナなので設置間隔や方向による干渉を出来るだけ避ける為の調整が結構時間が掛かり面倒でした。


 開放された最初から此のアンテナを使用して居たので性能面で余り不足を感じる事は無く6年間くらい使用しましたが前回のブログに書いた当地で瞬間最愛風速53m/Sを記録した大風で4本のエレメントは全て魚の骨状態に「く」字型に大きく曲がりトラップ付きのエレメントの片方が継ぎ手パイプからスッポリ抜けて何処かに飛んで行ったのか?1週間ほど近所中を探し廻りましたが結局残骸を見付け出す事が出来ずに長年に渡り沢山のアンテナを使用しましたが3m程のエレメントの所在が解らない唯一のアンテナと成りました。クリエートの特にトラップ付きのマルチバンドアンテナは全体的にパイプ径が細く華奢で長年に渡り強風を受けると私が使用したアンテナの248A,CL15,218U,214F等は全てエレメントクランプの近くから少し「く」の字型に曲がってしまう様な傾向が有るようです。(性能は体感的に感じる様な損失や劣化は無い様に思う)


 此のアンテナの購入で7、14,18,21,24,28MHz帯が初めて全てビームアンテナに成ったので通常の日にQRVするDX局とは効率良く交信が出来る様に成りましたが一度DXペディション局と成ると中々打ち抜く事は出来ずにモノバンダーとの力の差を思い知る事に成りました。

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当局の無線設備の変遷 アンテナ編 第5回 AFA40

2016年12月13日 | アマチュア無線


 暫くはタワー1基にミニマルチの7SDX(14,21,28MHzトライバンダー)とタワーの途中から吊り下げた逆Vアンテナで7MHz帯を運用して居たが此の時期の運用の中心は28MHz帯であった。7SDXでは28MHz帯が保々フルサイズの7エレ八木として動作する事も有ったが此の頃はサイクル22への上昇期に当り28MHz帯のコンディションは素晴らしく日本からは交信が難しいカリブ海方面が春先から初夏の手前頃に掛けて連日の様に聞こえてカリブ海の全カントリーを28MHz帯で完成し此れは14MHz帯や21MHz帯よりも可成り早かった。


 アンテナの関係で14,21,28MHz帯でのある程度の実績が伴って来ると社会人に成ってからの夢であった7MHz帯のビームアンテナ実現化への思いが強く成り其の為の第二タワーの建設計画が始まった。処が最初のタワー建設時は用水の向こう側の県の施設の駐車場から大型クレーン車でタワーを吊上げて作業を行なったが此の当時は用水伝いに植えられた木々が大きく成長して大型クレーンのアーム移動の邪魔に成り其の方法は使えない状態に成りタワーは小さいセクション毎に分解出来て且つ私と家内の二人で立ち上げて行かれる物しか選択肢が無く当時はクリエート社くらいしか無かった様に思いクリエート社のタワーを選定した。


 其の頃の私は未だ三十歳半ばで馬力も有ったので仕事から帰って来た後の夜の時間にスコップでの穴掘りから始めてコンクリート打ち、其の後のタワーセクションの繋ぎは家内と二人で各セクションを吊上げた後に私がタワーに上がりボルトナットで接合していく作業を何日か続けて漸く完成した。タワーに取付ける7MHz帯のアンテナはナガラの通称「ハエ叩き」かクリエートのAFA40か随分迷ったが何と無くスッキリした感じのAFA40に決めましたが価格は此方が安かった様に記憶しています。


 学生の頃に各周波数帯での標準的なアンテナであるダブレットアンテナの給電に使用する3C2Vの同軸が高くて使えない時代にアメリカには7MHz帯のアルミ製のビームアンテナを使って居る局が居る話を無線の師匠から聞かされて凄く驚くと同時に此れから先、自分が一生アマチュア無線を続けても其の様な時代は来ないだろうと思って居た事が実現出来た時の感激は特別な物でしたが同時に人間の物欲は際限が無い事を思い知る事に成りました。2エレを経験すると次はフルサイズの2エレか短縮で有れば3エレにグレードアップすれば如何なんだろうか?と思いは留まる事が有りませんHi性能面では其れまでの7MHz帯でDX交信をして居るビーム組のJA局がRS59を送って居る局がワイヤーアンテナ時代では殆ど聞こえず何時も「本間かいなぁ~?」と疑問を持って聞いて居た事が払拭される感じで飛びよりも耳が良くなった事に驚くと同時にビームアンテナの威力を実感しました。此のアンテナには思わぬ裏技(メーカーは意図して居なかったと思うが)が有って或る日、アンテナSWを切り換えるのを忘れてAFA40に間違って18MHz帯の電波を給電したらSWRが1.2くらいで落ち着いて居る事に気付き其の後此のアンテナを使用して18MHz帯のDXを暫く遣った事が有り結構電波は飛んでおり此のアンテナは隠れた2バンドアンテナとして動作します。

 
 7MHz帯の短縮とは言えビームアンテナを上げると国内外に対する飛び方や聞こえ方は遥かに向上しますが決して良い事ばかりでは無く毎年の7月から11月初旬までの台風シーズンに成ると台風の進路で一喜一憂する羽目に成ります。私はAFA40が台風の強風に苛まれる状況を一度外から見た事が有りますがブーム長が約5m弱あったと思いますが14m弱のエレメントが強風に煽られると通常の片方のエレメント位置まで届くのでは?と思う程に弓形に曲がり恐ろしくて見て居られない状況に成りますHi、当初購入した段階では5年間くらいは無事で居るか?ぐらいに考えて居ましたが意外と柳に風で此のアンテナはアンテナ強度としては瞬間最大風速53m/Sの強風に壊れる事無く見事に耐えましたが(此の時2インチのアンテナマストはタワーの天辺のマストベアリングを出た所で110度位に曲がって居ました)電気的な部分ではバランの巻線間のスパークに寄る不良と最後にはトラップ部分に問題が発生し15~6年目に命尽きましたが機械的強度は思った以上に強いアンテナで7MHz帯の運用で随分と活躍してくれました。

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 動き廻った果ての収穫とは?

2016年12月13日 | アマチュア無線


 今朝は何時も寄りは少し早く4時頃に目覚めた。外はしとしと降りの雨模様でその性か?何時も寄りは暖かく布団から起き出し易かった。最初に3.5MHz帯を聞いたがバンド全体にノイズレベルが高くEU方面の信号はノイズの中に埋もれて良く聞こえない。仕方なく7MHz帯に上がったが此方も全く同じ状況・・・・我家は私が若いお金が無い時に建てた安普請で家の外壁はトタン張りなので雨が降ると帯電するのか?近くに50万Vの送電線も通って居て どちらが原因かは良く解らないのですが?とにかく極端にノイズレベルが上がり雨が降り出す時や雨が止む時期の5~10分間はザァ~と言うノイズで何も聞こえなく成る時間帯が有ります。


 元々バンドノイズレベルの高いLow Bandの受信を諦めて10MHz帯に上がって聞き始めたら05:25JST辺りから10.115MHzでC5GCJが559で入感して居た。此れは是非交信しなければと思い断続的に呼掛けて居たら05:40JSTにはs信号強度が上がり579~599で聞こえ始め此の段階で頑張って呼掛けましたが最後までコールバックは無しで05:50JSTには559に信号は落ち06:05JST頃にはゆっくりとノイズレベルの中に沈んで行きました。


 今朝は06:10JSTに成っても一局とも交信出来ない状況に一寸焦りを感じ始め3.5~10MHzの3Bandを行き来しながら聞こえるDXを片っ端から呼掛けるが全敗の状況にDXクラスターに14.020MHzにP48ADIの情報がアップされたので慌ててQSYし呼掛けを開始したが中々コールサインを取って貰えず4回くらいコールサインを送って漸く交信する事が出来て『今日のDX交信実績は1局だがP4(Aruba)なら納得の為所か』と一休憩して居たらクラスター情報にPV8ADIと訂正が入り『嘘ぉ~』と思い再度信号を良く聞いたら確かにPV8ADIと打って居り何て事は無い単なるBrazilの局、慌ててQSYした段階ではJAが可成り呼掛けていた事と可成り高速なキーイングをして居たので自分勝手にカリブ海からの信号と思い込んでいた。後で思うとカリブ海の局にしては珍しくオンフレでのQSO、キーイングが高速な割りに受信力が劣る事等、思い当たる事は多々有る。今日は焦りの上に一寸勇み足で彼方此方と動き廻った挙句に単なるPYとの交信で終ってしまった。


 明日は『江戸の仇は長崎で!』では無いが05:20JST頃から10MHz帯でC5GCJ(The Gambia)を待受け受信して雪辱を果す心算、とにかく今朝は彼方此方を動き廻って『骨折り損の草臥れ儲け』に終ってしまった。




         今朝の交信



   PV8ADI(14,CW)

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 漏電ブレーカー落ち 其の後の対応

2016年12月12日 | その他


     


 12月2日のブログに書いた漏電遮断機の時々動作の件、「犯人は冷蔵庫ではないだろうか?」と目星を付けたのだが如何も冷蔵庫は正常な感じがするので最終段階で我家の引き込み線(漏電遮断機の入力側)にパラレルに別回路で漏電遮断機を入れて冷蔵庫だけの専用電源回路で電気を供給して様子を見る事にしたが数日間は冷蔵庫専用の漏電遮断機が動作する事は無かった。然し同時に屋内用の電源ボックスの漏電遮断機も落ちる事が無かったので冷蔵庫では絶対無いとの確証も取れなかったが臨時回路での長期テストは線の引き回しでドアが閉められなかったり色々問題が有るのでコンセントと冷蔵庫の間に入れるビリビリガード(感知感度が高い15mAの漏電遮断機)をインターネットで購入しコンセントと冷蔵庫のプラグの間に其れを入れてテストをして居たが其れ以後一度も作動せずに居たのだが事が漏電問題なので気持ちは落ち着かなかった。その間、可能性の有るエアコン、喚起扇、給湯ボイラー、風呂の照明、其々の部屋のコンセントを全て調べたが問題は無かった。


 処が昨晩に家内が洗い物をして二階に上がって暫くするとガシャンと漏電遮断機が落ちて家中が真っ暗になった。電源ボックスのブレーカーを全て落とし漏電遮断機の復帰をさせて8個有るブレーカーを1個毎に入れながら様子を見たが直ぐに落ちる事は無かったので其の侭寝たが原因が解らないだけに2時頃に目覚めて布団の中で家中の電気回路の事を考えたが答えは見出せない侭に眠り込んで今朝に家内が朝食の用意に起きた時に照明が点灯しないと起こされた。朝食が終って8時前から徹底的にテレビの影のコンセントや日頃使わない部屋のコンセント関係もチェックしたが異常は見当たらなかったが電子レンジ用のコンセントの近くから後引きした電線を追い掛けると食器乾燥機の近くにコンセントが有る事が解り其処に差し込んで居るプラグを2箇所抜くと食器乾燥機へのプラグのコンセント側のプラスチックの表面に亀裂が入っている「此れは一寸問題が有りそうな感じ」念の為にコンセントのネジを弛めて開けたら写真の様に裏側にも亀裂が入り変色している。100V電圧で30mA以上の電気が漏れると成るとその絶縁抵抗値はざっと3333オーム以下の値か?「此れは有り得るかも?」然も近くに調理用のボールの置き場が有り直接に水が落ちる場所では無いが洗ったボールをシンクから網棚に運ぶ段階でボールに残った僅かの水がコンセント近くに飛ぶ可能性は有り得る様に思えた。

 

 コンセント内部の接触端子も可成り黒ずんで居る事から可能性は高いと思えコンセントを新しい物に交換して且つ向きを変えて水が当らない様に対処して電源取り口のコンセントとの間にビリビリガードを入れて万が一にも電源ボックスの漏電遮断機が落ちる前に感度が二倍のビリビリガードで遮断できる様に対策した。何せ時々症状なので完全に此れが原因だとは言い切れないがハッキリと根拠らしい証拠部分が見付かったのは今回初めての事で此れで問題解決が出来れば良いのだが?何せ此の10日間位は何が原因であるか?解らず気分的に可成り落ち込んで居たが少し先が見えて来たか?でも先日までの事も有るので楽観は出来ないが確りと見守るしか無い。


 メガが有れば此の事は直ぐに解っただろうが測定器無しで時々症状の原因を掴む難しさを思い知らされた。営業所勤務時代は此れ等の測定器は全て揃って居たので営業所撤退の時期に貰っておけば良かったと思ったが後の祭り、今回此の原因追及が更に長引く様で有ればメガを購入する事も考えて居たので今回の対応で漏電問題が解決すると本当に嬉しいのだが?結論はまだまだ先に成らないと下せそうに無い。


 

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 当局のアンテナシステム第4回 ミニマルチ7SDX

2016年12月12日 | アマチュア無線


 私がDX通信を始めた最初の頃はモズレーのTA-33(s)に始まり此れはトライバンダー(14,21,28MHz)3エレの八木で大きさや重さも大した事は無くトラブルも殆ど無くメンテが必要なのは輻射器を取り付けるインシュレーター位しか劣化する物が無く非常に頑強なアンテナで有ったが矢張り3エレのトラツプアンテナでは200カントリー位までは順調に進んだが其れから先に成ると段々と限界を感じる様に成った。当り前の事だがマルチバンダーは短縮して居る為にモノバンド・アンテナと比較すると効率が悪く成る事や満足出来るSWR範囲が如何しても狭まる事とタワーを有効利用する為にアンテナを多段積みすると他のアンテナの影響を受け易い欠点が有る。


 反してモノバンダー八木に成ると多段積み時以外の問題は保々解消されるが反面多数のタワーが必要に成り(現在はステップIRアンテナが有るが)広大な敷地と可成りの軍資金が必要に成る。マルチバンダー八木は一つのアンテナで複数の周波数帯を運用出来る便利さは有るが性能面では如何しても落ちる。通常の交信では其れ成りの交信確率や早さでDX局との交信にストレスを感じる事は無いが一度珍しい場所から(DXペディション等)の運用局を相手にした時には歴然とした其の飛びの差を実感する事に成る。


 私がDXに興味を持った最初の段階では便利な複数の周波数帯で運用出来るマルチアンテナを使用しある程度DXCCが進んだ処で次に性能面を重視してモノバンダーアンテナへの展開をしたが沢山の周波数帯が運用出来るHF帯で単一周波数帯だけの運用では物足らない私は最終的に如何しても再度マルチバンダー八木を使用する事に成った。

 

     当時は10,18,24MHz帯は許可されて居なかったのでHF帯のハイバンドの14,21,28MHz帯を1本のアンテナでカバー出来るトライバンダーを物色したがモノバンダー(当時は各バンド5エレ八木が大きい方)と比較し如何しても効率が落ちる部分を八木の素子数を増やしゲインでカバーすると成ると7エレクラスの八木が必要に成り探したが国産ではミニマルチ、海外ではハイゲインの7エレトライバンダーしか見当たらなかった。ハイゲインのアンテナはDX局が使用して居るのを聞いた事は有ったがブームが短かった事と外国製品は故障やメンテの段階での部品入手に問題を感じたので購入を諦めてミニマルチの7SDXと言うアンテナに最終的に決定した。


 本当は此のひとつ上の8SDXにしたかったのだがブーム長が15mも有り如何してもアンテナの一部が我家の敷地を飛び出し道路の上に越境すので一つサイズの小さい7SDXに機種を決定したが此の7エレ・トライバンダーはブーム長12m強、最長エレメント長7.8m、回転半径は7.15mあり当時の私が一人でアンテナ工事やメンテ作業が出来るかどうかの?限界の大きさであった。価格は忘れたが当時は20万を切るくらいの価格で当時の私には大きな出費では有ったが目的を達成するには如何しても必要であった。性能面では(オリジナル状態)14MHz帯と21MHz帯の両サイドの周波数帯でSWRが1.5以上に成ったが当時は全くCWは運用しなかったのでSSBの運用周波数帯域でSWRが最良なエレメント長に成る様にビス穴を開け直して組上げた。


 実際の運用面では余り不足を感じる事は無かったが数年間使用したら時々症状のSWRが定まらないトラブルに見舞われ悪戦苦闘を繰り返す羽目に成った。エレメント接続部分の接触不良は考え難いので原因は矢張りトラップ部分だろうと思い、今思うと笑い話だがQRPで電波を出した状態で家内にSWRメーターを監視させ私はタワーの最上部で長さ5m強の竹の棒でアンテナの各トラップを叩きSWRの変化を家内に知らせて貰う前代未聞の猿芝居を演じる事に成ってしまったHi 最終的にはアンテナをタワーから降ろし問題のトラップを分解するとトラップコイルの末端を白い硬い絶縁部分(同軸の心線とアミ線の間の絶縁物の様な材質)にビス止めして固定とエレメント間を接続をして居るのだが其の材質に経年変化で亀裂が入り其の為にビスが浮き最終的に接触不良が時々発生し最初の内は温度の低い冬季に症状が多発し夏場は熱膨張が大きいので辛うじて接触する状態の時々症状であった。


 最終的に此のアンテナは諦めて此の部材は6エレの自作八木に流用する時にトラップを取り去り腹立ち紛れに保々全数を分解したが此の部材のビスネジが食い込む部材部分の亀裂は多数のトラップで発生して居たHi後にお空の噂で此の部分の改良は成された様だが私が其の後、此の会社のアンテナを使用する事は無かった。今とは成っては色んな事を学んだアンテナとして懐かしいが今から20年以上も昔の話である。

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 今朝の3.5MHzは何時もより数多く聞こえて居た。

2016年12月12日 | アマチュア無線


 今朝のDXコンディションはSSN値が低い割には全体的に良く聞こえて居た。此れはコンディションが良いと言う事では無く日本は月曜日の早朝だがEU方面は日曜日の夜の遅い時間帯で北米方面は午後の時間帯から夕方の時間帯に当る為にアマチュア局のQRVが容易な条件に寄るものと感じる。今朝は3.5MHz帯のDXの信号も何時も寄り多く聞こえて居たし14MHz帯のカリブ海方面の局も長い時間に渡りJAにサービスして居た。



         今朝の交信

 
    S509PMC(3.5,CW)      S57Z(3.5,CW)      

 

              S59A(3.5,CW)                                ES3AX(3.5,CW)       

 

           RN3QN(3.5,CW)     WP2/K4ZGB(14,CW)


    VP5/VE7ACN(14.CW)

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 アンテナ・ローターの首振らずは生半可な故障ではない感じ!

2016年12月11日 | アマチュア無線


 此の前から10,18,24.28MHz帯のアンテナが回らなくなったので今日の昼からタワーに上がってアンテナローターの確認をする事にしていたが朝から結構強い風が吹いておさまらない。夕方に成ると凪ぐかも知れないと16時頃まで見合わせたが結局治まらず仕方が無いので意を決してタワーに上がったがタワーは揺れるし何より寒くて手がちじかんで作業に成らない取敢えずタワーの天板からワイヤーを垂らし其の先端にシメラーを取り付けてアンテナマストポールを引上げられる準備とローターを下ろす為の電動ウインチを取付けるポールをマストポールに取付けた段階で作業を中止し取敢えずアンテナの方位だけはEU方面に仮固定をしてタワーを降りた。


 マストポールをシメラーで引上げるとローターの上カバーを外す事が出来て取付け台上で分解して点検出切る仕掛けには成って居るが今日はマストポールの吊上げまでの作業を寒くて進められなかったので(外装を外す事が出来なかったので)故障原因はハッキリとは掴め無かったが如何も生半可な故障では無くギヤードモーターの可能性が高くタワー上の修理は当然に駄目な感じで「ガックリコン」如何もローターを地上に下ろしての修理に成りそうで年内の修理は難しそうな感じ?「まあ今のコンディションでは大した影響は無いだろう?」と自分に言い聞かせた。


 DXクラスターをチェックしていたら10MHz帯や18MHz帯の夕方はEU方面とのパスが開けて居る感じで久し振りにEU方面に仮固定したアンテナで聞いてみたら相変わらず大したエリアからの信号は聞こえないが楽しむ程度には聞こえて居て数局と交信した。

 
          今日の夕方頃の交信



   RG4F(18,CW)       R19KDR(10,CW)      

 

        YO9HP(18,CW)      V73NS(3.5,CW)    

 

   OF9X(10,CW)       RU0LL(10,CW)


   OZ1HDF(10,CW)     UF25J(10,CW)       

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 当局のアンテナシステム其の第2~第3段階

2016年12月11日 | アマチュア無線


 サイクル20と21の谷間のコンディションが一番悪い時は最初のビームアンテナTA-33(S)3エレのトライバンダーでは如何しても非力でアンテナをグレードアップしようと思ったが当時の当局にはタワーが1基しか無かった事とサイクルの20の下降段階で有った時期の28MHz帯辺りは余り期待出来ない事から21MHz帯か14MHz帯の多素子のモノバンダー八木を上げる事を計画した。此の当時はDXCCは200C(MIX)程度で複数のバンドでペディションを追っ掛ける様な力も無かったので珍しい場所からの運用の場合に間違い無く必ず運用され且つライセンスの関係で競合の少ない14MHz帯を選択した。調度其の頃に私が良く訪れて居たハムショップの店長から「14MHzの5エレモノバンダー(中古だが新しいアンテナ)が有るのだが要らないか?」と渡りに船の話が有り安く分けて頂いた。


 此のアンテナはクリエート社の現在のCL-20DX(少しモデルチェンジは或るかも?〕ブーム長は13m近く有り最長エレメントは11m強で馬鹿でかいアンテナでゲインも有り14MHz帯のアンテナとしては申し分なかったが当初の思いとは違い21MHz帯の様に夏場の国内QSOでの利用頻度も低いし14MHz帯でも国内QSOは出来たが如何もバンド内の雰囲気や敷居が高く14MHz帯のラグチューは私には肌に合わない事とDXを楽しむ者としては14MHz帯だけしか運用出来ない事は可成りストレスに成って2年半位で此のアンテナは撤去しサイクル21の上がって来る段階で同じクリエート社の218U(21,28MHz帯の2バンド5エレ八木)に入替えた。

 

 此のアンテナはブーム長9.3m最大エレメント長6.5mで両バンドのアンテナゲインは約13.5dbiでDXは勿論の事、21MHz帯の国内QSOに随分活躍したし28MHz帯はフルサイズ5エレ八木同等として動作するので其の飛びは素晴らしく此のアンテナを入替える前の段階で28MHz帯でDXCCは280C位まで成果を上げる事が出来た。しかしハード島へのDXペディションVK0NSがQRVした段階で当局には14MHz帯しか交信のチャンスが無く仕方なく此のアンテナに14MHz帯の波を乗せて延々2時間半近く呼びかけ続けて漸く交信には漕ぎ着けたがDXに挑戦する者にとって14MHz帯のビームアンテナが無い事は致命的な問題で有る事を身を持って知り此のアンテナも入替える事に成った。此の218Uは2シーズン位で御役御免と成った。


 矢張りタワーが1基しか無い当局は此の後、効率や性能は劣るがマルチバンドの八木ビームの選択を繰り返す様に成った。

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