知の巨人、ジョン・K・ガルブレイス(1908-2006)の本。1991年発刊。
この年は、バブルがはじけた年です。
当時、日本中慌てました。原因は何か?解決策は何か?何も分からずじまい。
ある日突然、テレビから「バブル経済」と聞かされ、「ああ、うたかたの世であったワケね。」と理解したのですが、実は、この本で言われたのが、初めてなのではないしょうか?
この本では、バブル経済の要因を見事に論破しています。
前提条件として、
「市場に陶酔的熱病(現実からの大量逃避)が存在する」
「金融の人間は、物忘れが激しい(金融の歴史を軽視する)」
の二つです。
現在がバブル状態なのか?を判断する要因は、
「暴落の前に金融の天才がいる」
「輪をかけた「てこ(レバレッジ)」の再発見」
「真実は、ほとんど無視される」
です。
株で儲けた人がマスコミでチヤホヤされる。
金融商品は新開発出来ない。再発見される。何故なら、金融の人間は忘れやすいから。
投機に熱狂的な市場では、ホントのことを行っても無視される。
さて、中国は当てはまるでしょうか?
この年は、バブルがはじけた年です。
当時、日本中慌てました。原因は何か?解決策は何か?何も分からずじまい。
ある日突然、テレビから「バブル経済」と聞かされ、「ああ、うたかたの世であったワケね。」と理解したのですが、実は、この本で言われたのが、初めてなのではないしょうか?
この本では、バブル経済の要因を見事に論破しています。
前提条件として、
「市場に陶酔的熱病(現実からの大量逃避)が存在する」
「金融の人間は、物忘れが激しい(金融の歴史を軽視する)」
の二つです。
現在がバブル状態なのか?を判断する要因は、
「暴落の前に金融の天才がいる」
「輪をかけた「てこ(レバレッジ)」の再発見」
「真実は、ほとんど無視される」
です。
株で儲けた人がマスコミでチヤホヤされる。
金融商品は新開発出来ない。再発見される。何故なら、金融の人間は忘れやすいから。
投機に熱狂的な市場では、ホントのことを行っても無視される。
さて、中国は当てはまるでしょうか?