パールライスのつれづれなるままに

日常のちょっと気になった事を気ままに書くブログ
最近は、美術鑑賞・ガジェット紹介が中心です。

浮世絵六代絵師の競演 at 山種美術館

2016年09月04日 | アート・文化
自分、版画とか浮世絵は好きではないです。いつも言っている事ですが。
アニメのセル画の様にのっぺりとして立体感がない。輪郭線の線幅が大体一定で、強弱がない等。
数枚見るだけなら良いんですけど、これが数十枚続くと見飽きてしまう。

今回の展示会は、作者が6人いるから、バラエティに富んで飽きないだろうと思いました。
確かに、前半はバラエティに富んでいて、楽しめました。
順に奥村政信、鈴木春信、鳥居清長、喜多川歌麿、東洲斎写楽。
    

しかし、後半が・・・。
歌川広重の東海道五十三次を初めとする彼のシリーズものが永遠と続きまして、飽きました。
山種美術館は「東海道五十三次」の初版本を所蔵しています。これが自慢なんですね。希少価値があると。
当美術館は数年前に、この五十三次を一挙展示しました。これを見て一気に飽きてしまったと言うトラウマがあります。(笑)
 

これは、ゴッホも模写した「名所江戸百景 大はしあたけの夕立」ですね。


まあ、マイナス面ばかりと言うのは、私の主観でしか過ぎない訳でして、浮世絵ファンは沢山います。申し訳ございません。
ここでの書き込みは、あくまでも私のブログと言う事で。

かなりの数の解説も掲示されています。浮世絵について蘊蓄を蓄える絶好のチャンスでもあります。

第2展示場では、ガラッと趣が変わり、近代日本画家の展示です。
酒井鴬浦の3作品、一番左側、「夕もみぢ図」これが伊藤園の「お~い、お茶」の秋のデザインとして採用されたそうです。
 
コメント
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