パールライスのつれづれなるままに

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英国王室が愛した花々 in 東京都庭園美術館

2021年11月06日 | アート・文化
英国王立植物園「キューガーデン」は、約120万haの広大敷地に23万種以上の植物・1万4000本の樹木からなる植物園です。


1759年に設立。ジョージ3世とシャーロット王妃の時代に飛躍的に拡大。植物研究機関でもあり、種子を収集し貯蔵するシード・バンクとして有名だそうです。これには、当時流行し始めた啓蒙思想、科学信仰、産業革命等が絡んでいるそうです。


シャーロット王妃は学問にも尽力、植物博物誌のために2万点を超えるボタニカルアートを所蔵しています。


ボタニカルアートは女性のための数少ない職業の一つであったそうです。
東インド会社を通してインド人にボタニカルアートを描かせたりもしています。
また、シャーロット王妃お気に入りのウエッジウッドの陶器も展示しています。
というわけで、非常に多くの要素を含んで成り立つキューガーデン。七つの海を荒らしまくった海賊行為は伊達ではなかった、植物の世界でもロンダリングしたか!とへそ曲がりの私は思うのでした(笑)

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