共 結 来 縁 ~ あるヴァイオリン&ヴィオラ講師の戯言 ~

山川異域、風月同天、寄諸仏子、共結来縁…山川の域異れど、風月は同天にあり、諸仏の縁に寄りたる者、来たれる縁を共に結ばむ

パフェとサンデー、何が違う…?

2014年03月13日 14時00分06秒 | 日記
一昨日に春一番が吹いてからというもの、関東地方は大変温かな陽気に恵まれました。と言っても、今日は朝から雨が降っていますが、それでも先週の今頃と比べても、気温差は歴然としています。

そんなお天気に影響された…わけではありませんが、今日は何となくベタなものが食べたくなって、何年か振りにデニーズなんてところに入ってみました。そしてオーダーしたのが、この《DEVIL'Sブラウニーサンデー》という、何やらおどろおどろしい名前のデザートです。いわゆるチョコレートサンデーですが、アイスクリームよりも『かさ増し』の丸いクッキーのようなポリポリしたものの分量が多くて、一瞬何を食べているのか分からなくなるようなものでした。

ところで、たまに気になるのですが『サンデー』と『パフェ』とは何が違うのか…?

パフェはフランス語のパルフェ(Parfait)という氷菓の名前から派生した和製語だそうで、一応の定義としてはフルーツ、アイスクリーム、シロップ、クレーム・ド・シャンティ(緩く泡立てた生クリーム)等を、細長いグラスに入れて飾り付けたものということになるそうです。その成り立ちからしてみるに、パフェはどちらかというとフランス料理のコースの後のデザートのようなものということになります。「パフェは夜に頂くデザート」というのには、こうした謂れがあるようです。

サンデーはアメリカ発祥で、アイスクリームにチョコレートソースやクレーム・ド・シャンティをかけて、フルーツやナッツをトッピングしたものを、丸いガラスボウルに入れたものということになるそうです。なので、どちらかというと3時のおやつ的な気軽なもので、それ故に「サンデーは昼のデザート」と呼ばれます。

因みにサンデーの綴りはSundayではなくSundaeと書きます。これは1890年頃にアメリカ・ウィスコンシン州のアイスクリームショップでチョコレートソースをかけたアイスクリームを日曜日に限って販売して評判を得たので、当初はSundayという商品名で売られていたようです。しかし、この名前が「安息日たる『主の日』を意味するものである!」というクリスチャン団体からの猛抗議を受けて、綴りの末尾を変えてSundaeにした…ということです。ですので、見た目の綴りは違えども、発音は全く同じという珍現象が発生することになったのだとか。まあ涙ぐましいと言うか、商魂逞しいと言うか…。

ただ、こと日本においては、実はそんなに明確な区別はないようです。このデザートもサンデーと名乗りながらパフェを入れるべき細長い器に入っていますし…。

まあでも、それはそれとして、とりあえずこのチョコレートサンデーは美味しく堪能しました。さて、では出勤するとしましょうε=(ノ‥)ノ。
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