一昨年のこと 越後駒ケ岳から中ノ岳に向かう稜線に咲く シラネアオイ の一叢を見つけた。
この花にはどちらかと言うと強風を避けて半日影に咲く花という先入観を持っていた jokichi だった。
その シラネアオイ が笹の葉もちぎれるほどの強風が吹く乾燥した稜線に咲いているのは驚いた。
しかも 湿原の花だと思っていた ニッコウキスゲ と混生していた。
植物の環境対応能力の強さを あらためて思い知ったシーンだった。そんなことを思い出しながらウッドバーニングでそのシーンを表現して見ようと思った。
花数を欲張りすぎて シラネアオイ ではなく ヤマボウシ のようになってしまった。