小さな小さな花だが熊手のようなカタチの個性的な花容の ミゾカクシ 。
キキョウ科 だから合弁花。花筒の5裂が一ヶ所だけつけ根まで裂けたと考えればこのカタチを理解できる。
どの花も 花の向きは一定していないようだが 上を向いていることだけは間違いない。
小さな小さな花だが熊手のようなカタチの個性的な花容の ミゾカクシ 。
キキョウ科 だから合弁花。花筒の5裂が一ヶ所だけつけ根まで裂けたと考えればこのカタチを理解できる。
どの花も 花の向きは一定していないようだが 上を向いていることだけは間違いない。
大雪渓から吹き下ろす冷風に揺れる ミヤマカラマツ を雪渓の端を背景に写してみた。
ミヤマカラマツ の白い花も 雪の白さにはかなわなかった。薄汚れた雪なのに・・・・・。
カラマツ の葉に花が似ているから カラマツソウ ・・・ 語感も悪くない。
クサアジサイ は エゾアジサイ と同じようなところに育つ。花期もほとんど一緒だ。
草本だけに少し小柄でいかにも「草」だという感じがする。
飾り花の花弁に クサアジサイ は3枚だが エゾアジサイ は4枚と違いがある。
クサアジサイ の花期はとうに終わったが大雪渓からの冷風に晒されるここではまだ咲き残っている。
でも もう終わりらしく果実は赤く色づいてきた。
8月6日 のこと 浅草山麓エコミュージアムでは ケナシヤブデマリ の実が色づいた。
ちょうど 咲く花の絶えた園内は なかなか散らない ノリウツギ と木の実が彩りの主役になっている。
こんなに鮮やかな赤い花は園内には咲かない。
ちなみに ケナシヤブデマリ の花は清楚な感じのこんな白い花。
8月15日には赤い実が黒く熟し始めた。
熟すと甘くなるこの実は jokichi の子供時代には 美味しい食べたものだった。
この実が熟し始めると園内で見つかる イタチ の糞には消化しなかった この実の種子が入っている。
夜行性の イタチ に食べられてしまう前に鳥や虫たちがやってくる。
鳥たちは人の気配で飛び立つが 虫たちは落ち着いた態度で甘い汁を吸っている。
これと同じ虫が園内の案内看板にいるのを見つけた。
白と黒のはっきりした模様のこの蠅は シロオビハリバエ だと図鑑を見て知った。
あんなに暑かった毎日だったが お盆を境にぐんと秋の気配が濃くなる。
蝉時雨にも力が無くなってくるし 夜になると虫の音が聞こえてくる。
棚場では タマバシロヨメナ が小さな花を咲かせていた。
自生地では1mにもなる草丈だが植え替えを手抜きした鉢では35cmで開花している。
その方が扱いやすくていいのだが 花の径も小さくなってしまった。