20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
毎日更新。児童文学情報・日々の暮らし・超高層からの眺望などニュース満載。

鳥たち

2009年02月16日 | Weblog
 水ぬるむ、この季節。
 水辺を歩いていると、さまざまな鳥たちに出会います。
『スズメの大研究』(国松俊英著 PHP研究所刊)を書かれた作家の友人のKさんが、
「最近は、昔と比べるとスズメが少なくなった」
 と、いつだったか、おっしゃっていました。
 たしかに、公園を歩いていても、スズメのすがたを見かけることが少なくなりました。
 かわりに草はらで、餌をついばんでいるのはムクドリです。
 スズメよりいくぶん大きな体で、黄色く尖ったくちばしで、頭を上下しながら餌をついばんでいます。
 それにしても、童謡にも歌われた、あの愛らしいスズメは、いったいどこへいってしまったのでしょう。

 写真は、水ぬるむ水辺を泳いでいるカモです。
 モノクローム写真のような白と黒の模様が、なんだかとってもモダンで、なかなかのイケメン、いえ、イケカモです。
 そのくせ腰の低そうなカモで、あっちにこっちに話しかけ、群れから離れまいと必死に泳いでいました。

 とどのつまり、鳥も人間も、みんなで仲よく暮らすためには同じような気づかいをしながら、楽しく生きようとしているのかも知れません。
 でも、是も、また楽しです!
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする