20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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秋の朝顔

2009年10月25日 | Weblog
 秋だというのに朝顔が咲いています。
 朝顔というと、真夏の花というイメージがありますが、本来は「夏」ではなく「秋」の季語だそうです。
「朝顔市」は夏の季語で、「朝顔」は秋の季語。
 なんだかおかしな気分がしてしまいます。

  朝がほや一輪深き淵のいろ       与謝蕪村

 朝顔というとどうしても、夏休みのイメージです。
 ですから、秋に咲く朝顔は、どことなくさみしげな姿を想像してします。
 
 冬へのしつらえの季節は、それがたとえポジティブな出来事であっても、其処とないさびしさを伴っているから不思議です。
コメント (2)
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