仲間うちの研究会の日、友人たちが、防災に備え、準備万端であったことに驚きました。
そういえば、毎年、今ごろにはお会いしている友人から先日メールが来ました。
3・11の大震災の日。
外出先で地震にあい、一緒にいた人たちと5人ほどで、タクシーで6時間かけて自宅にかえってきたということでした。それ以来、怖くて地下鉄にのれないというのです。
だからお会いしたいけれど、もう少し待ってというメールが。
私などあの日の怖さを忘れるかのように、無防備に地下鉄に年がら年中乗っています。
そんな警戒したメールを見るとさすがに私も怖くなり、友人たちが揃えていた防災グッズを私も買おうと思い立ちました。
携帯用のライトと、小型Radio。
これならちょうどお化粧ポーチくらいの大きさの袋に入るので、ハンドバッグにしまえます。
あるとき、別の友人にお食事をしながらそのお話をしましたら、彼女はバッグから小物入れを取り出すと「あと笛がいるわね。倒壊した建物に埋もれてしまったとき、この笛をふくといいのよ」と。
笛は、失念しておりました。