20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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悪女を演じる

2011年07月25日 | Weblog
            

 先日の句会の句稿を,お仲間の一宙さんが書いて下さいました。
 軽妙洒脱で、句会の様子をとても楽しく表現して下さっています。
 
 私は今回は悪女を演じた俳句ばかりを作りました。
 実生活では、ぜったいに悪女にはなれず、名前の通り純真そのもの。(?)
 この暑さです。おもいきり遊んでやれと、悪女を気取り、オトコたちをたぶらかしてやろうと目論んだのですが、意外や意外、女性陣からもお点をいただきました。
 
 そんな遊び心から作った俳句が、なんと「天」に!
 男性陣からは「名前を純子から不純子に買えたほうがいい」とか、「すっかり騙されてしまった」と、歯ぎしりが・・・。
 私にしてみれば思うつぼ。内心「おほほ」と・・・。

「天」取りのご常連、空々さんがお休みだったので、宗匠曰く「今月はどんぐりの背比べだな」・・・。
 そのどんぐりの中から、わずかに顔をだしていたのが、下の拙句だったようです。
 それにしても、悪女になりきるのって、なんて快感なのでしょう!
 これって、物語を作り出すときの快感に似ています。
 それではその「天」の句を。(兼題は「踊り」)
 ☆ 踊り子やひらり素足で嘘をつき

 好点句をいただいたのが、悪女シリーズその2
 ☆ 夏草やあれは恋だったかもしれぬ
 恋だったのか、いや恋ではなかったのか、そのあたりを「かもしれぬ」でぼかして、じらしています。

 まったくの0点句が、悪女シリーズ3
 ☆ 花ゴザや夢のつづきをしまいをり
 これはご想像におまかせいたします。
 
 この程度では、悪女へのイマジネーションがまだ弱い?
(写真は踊り子のポスターをお借りしました)
コメント (4)
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