先日の句会の句稿を,お仲間の一宙さんが書いて下さいました。
軽妙洒脱で、句会の様子をとても楽しく表現して下さっています。
私は今回は悪女を演じた俳句ばかりを作りました。
実生活では、ぜったいに悪女にはなれず、名前の通り純真そのもの。(?)
この暑さです。おもいきり遊んでやれと、悪女を気取り、オトコたちをたぶらかしてやろうと目論んだのですが、意外や意外、女性陣からもお点をいただきました。
そんな遊び心から作った俳句が、なんと「天」に!
男性陣からは「名前を純子から不純子に買えたほうがいい」とか、「すっかり騙されてしまった」と、歯ぎしりが・・・。
私にしてみれば思うつぼ。内心「おほほ」と・・・。
「天」取りのご常連、空々さんがお休みだったので、宗匠曰く「今月はどんぐりの背比べだな」・・・。
そのどんぐりの中から、わずかに顔をだしていたのが、下の拙句だったようです。
それにしても、悪女になりきるのって、なんて快感なのでしょう!
これって、物語を作り出すときの快感に似ています。
それではその「天」の句を。(兼題は「踊り」)
☆ 踊り子やひらり素足で嘘をつき
好点句をいただいたのが、悪女シリーズその2
☆ 夏草やあれは恋だったかもしれぬ
恋だったのか、いや恋ではなかったのか、そのあたりを「かもしれぬ」でぼかして、じらしています。
まったくの0点句が、悪女シリーズ3
☆ 花ゴザや夢のつづきをしまいをり
これはご想像におまかせいたします。
この程度では、悪女へのイマジネーションがまだ弱い?
(写真は踊り子のポスターをお借りしました)