20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
毎日更新。児童文学情報・日々の暮らし・超高層からの眺望などニュース満載。

夾竹桃と百日紅

2011年07月24日 | Weblog
             
              

 真夏になると、そこかしこで咲く百日紅と夾竹桃の花。
 私にとっては、ヒマワリより真夏の象徴のような花です。

 それというのも、暑い夏、入院している父を見舞うために秩父を訪れるたび、それらの赤い花が咲いていたのを思い出すからです。
 その父が85歳で肺気腫で亡くなったのが、八月。
 母が92歳で老衰で亡くなくなったのは、七月のおわり。
 母との、亡くなる前日の楽しかったおしゃべりも思い出します。

 夏がくるたびに、この赤い花と、真夏のじりじりと焦げそうな暑さや、蝉しぐれや、父や母とのとりとめのないおしゃべりなどを思い出します。
 けれど今年は、満開の季節がいつもより早いような気がします。
 蝉のなき声も、今朝聞きました。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする