
今まさに、ビルの谷間に陽が落ちていくところです。
真ん中の,小さな赤くて丸い点が,太陽です。
日よけのため、日中閉じていたリビングのブライドを開けた瞬間、目撃した光景です。
あんまりきれいだったので写真を写そうと、カメラを探していた瞬間に太陽はどんどん沈んでいきました。
日が落ちる瞬間の太陽は、なぜこんな急いでいるのでしょう。
まるでかくれんぼでもしているように、太陽はかけ足でビルの谷間に一瞬でかくれてしまいました。
あとには、真っ赤な夕焼け。
沈んでしまった太陽の名残りが、静かな余韻を残しています。