寒さがつのる、この季節になると懲りたくなるのが入浴剤。
毎年同じようなことを書いていますが、ついデパートやドラッグストアに行くと,入浴剤を探したくなります。
香りがよくて、寒さで固くなっている体を解きほぐし、やさしく癒してくれる入浴剤。
お買い物のついでに、そんな入浴剤を探し歩く時間もすきです。
そういえば先日、娘が「アベンヌ ウオーター」という南フランスの温泉水から生まれた、スプレー式の化粧水を持ってきてくれました。
「乾燥が激しい季節だから、テレビを見たり,本を読んだりしながら、ときどきこれをシュッと顔に吹きかけるといいのよ」と。
でも慣れないときは、吹きかけようとするたびに、覚悟がいりました。
なんと言っても、思いきり顔にスプレーを吹きかけるのですから。
呼吸を整え、顔へ、シュッと。
けれど、慣れてくると、シュッとやる瞬間が快感になります。
「ああ、乾燥しているお肌が喜んでいる」と。
寒い夜は、お気に入りの入浴剤を入れたお風呂で温まったりと、こんなささやかなことに癒されるから不思議です。