公園のアオサギの王国に、またアオサギたちが集まっています。
てっぺんを陣取っている、あれが王さまで、そのとなりにいるのが奥さん?
そして下にいるのが、子ども? あっちでひとりでいるのが家臣?
立ち止まり、あれこれ想像しながらアオサギたちを観察するのは楽しいです。
あんまり長いこと見ていると、王とみられるアオサギが、この世のものとは思えない汚い声で、「ギャー!」とこちらに向かって威嚇するような声をたてます。
「大丈夫。敵じゃないから」
激しすぎる声に思わずそう、なだめてあげたくなります。
写真は子どもとみられるアオサギ。横顔があどけないです。
おまけに、王さまは威嚇するだけではなく、いつも不機嫌そう。
こんな陽当たりのいい、餌のたっぷりありそうな水辺の上に王国を陣取っているのに、なにが不満なのでしょう。
欲望は果てしなく・・・?
孔子や孟子が言うように、なにごとも「中庸」、ほどほどが肝心なのにね☆