『忍剣花百姫伝』(越水利江子作・スカイエマ絵・ポプラ社文庫)シリーズの第六巻が、発売されました。
渾身の時代活劇ファンタジーとして、越水利江子さんがもてる知識や徹底した史実調査、そしてなにより人間群像を、圧倒的な存在感をもって書き上げたシリーズです。
とにかくお読みになってください。
登場する人間たちの魅力と、忍剣の多彩な技。そしてそれらを活写するスピード感溢れる筆力。光と闇。
大活劇ファンタジーではありますが、ここにはうつくしい叙情性も溢れています。
一巻から六巻まで、タイトルをご紹介いたします。ぜひお読みになってください。
残すは、あと一巻。
さてどんな結末になるのでしょう。
(なお、このシリーズは,数年前ポプラ社ドリームスマッシュからシリーズで出ていたご本を、今回文庫化したものです)
『忍剣花百姫伝』一・めざめよ鬼神の剣(あさのあつこ氏・絶賛)
『忍剣花百姫伝』二・魔王降臨〔解説・令丈ヒロ子氏)
『忍剣花百姫伝』三・時を駈ける魔鏡〔解説・香月日輪氏)
『忍剣花百姫伝』四・決戦逢魔の城〔解説・ひこ田中氏)
『忍剣花百姫伝』五・紅の宿命(解説・那須田淳氏)
『忍剣花百姫伝』六・星影の結界(解説・石崎洋司氏)