回向院というお寺は、いくつかあるようです。
以前、いったことがあるのは、南千住の旧日光街道にある回向院です。
この日光街道は、俗に骨(コツ)通りと呼ばれていて、ここには小塚原の処刑場で、処刑された人たちの骨が道の下に埋められていると聞きました。
そばには、吉原の花魁を弔っている、お墓もあります。
処刑者と家族が、涙の別れをしたとされる「泪橋」をわたると、山谷通りに入ります。
吉原から山谷なんて、決してひとりでは歩けないコースです。
まるでツアーのように、大勢の仕事仲間の友人たちとおしゃべりをしながら、想像力をふくらませ、骨通りをゾクゾクしながら歩いたことを思い出します。
今日は、両国の回向院にいってこようと思っています。
テレビで、ネズミ小僧のお墓が、この回向院にあると聞いたからです。
午前中に、両国界隈の散策でもしてきます。
小塚原の回向院にも、ネズミ小僧のお墓は、あったような気がしたのですが・・。