20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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帰国

2016年03月30日 | Weblog

           

 娘夫婦一家が、今日の午後、NYから帰国します。

 これから夫と、そして娘の旦那さんのご両親と、成田空港にお出迎えにいきます。

 写真は、洗面所でスタンバイしている、娘一家4人の歯ブラシ。

 

 この一年半。

 チャットでは会っていましたが、4月から日本の小学校の2年生に転入する○くんと、2歳7ヶ月の⭐ちゃんに会えるのは、久しぶり。

 この一年半、娘は遠く離れている私たちのことを案じ、また子どもたちの日々の成長を、私たちにみせてあげたいという気持ちから、どんな時もいつもいつも、こちらの朝の7時すぎに、誠実にチャットをし続けてくれました。

  旦那さまのご両親にも、ずっとチャットし続けてくれ、あちらのお母さまとの、電話やメールでのお話は、いつもチャットでの話題でした。二人で、自分がチャットで体験した孫自慢をし合い、笑い転げていました。

 おかげさまで、私たちもアメリカでの状況も分かり、いつもそばにいるような安心した気持ちで日々を過ごすことができました。

 

 さて、今日は到着ゲートから4人、どんな顔して、登場するでしょう。

 楽しみです。

 しばらく我が家も、賑やかになりそうです。

 

 「日本に帰ったら、冷たい稲庭うどんが食べたい」と、○くんからのリクエスト。

 先日、ネットで秋田のお店から、稲庭うどんをお取り寄せしておきました。

 彼はまだ少年ですが、味覚はなかなか大人です。

  

 それから先日、拙blogでご紹介した、○くんの絵。

「セブンイレブンも書いてあったでしょ?」と彼は言うけれど、家の近くにあるコンビニは、ファミマですけど・・・。

 そう思って、双眼鏡で見たら、アリオという、セブン&アイホールディングのショッピングセンターの後ろに、まさにセブンイレブンの「7」の文字が書かれた大きな看板がありました。

 毎日、見ている私たちが、気づかないのに、なぜ○くんは、一年半前に見た風景を、あんなリアルに覚えていたのでしょう。

 それに視力は、一体いくつなんでしょ?

「今日がアメリカからの最後のチャットになるね」と、先週の木曜日に娘からチャットがあった時、この話をしたら、○くんがニヤッと笑い、

「まだ、あの絵には、隠してある秘密があるんだよ」と。

「ええ!教えて、教えて!」

「それは、日本に帰ってからのお楽しみ!」

 コドモの歯の、前歯が一本抜けた顔で、チャットの画面いっぱいに彼が笑いました。

 今日、その謎が明かされます。

コメント (4)
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