空倶楽部、今月のお題は「花と空」。
この時期の花と言えば桜だが、3月後半から咲きはじめる西日本や関東に比べて金沢の開花は毎年微妙で、
一昨日の新聞をみても兼六園の桜は「咲き始め」とある。
それならば...と出かけたのが琵琶湖だったが。
列島の真ん中に低気圧が停滞しているとのことで
ときおり小雨も混じるあいにくの曇り空。
全国的にも雨模様との予報だったが、
時間ごとの予報を調べた限りでは晴れ間もうかがえる。
そのわずかな晴れ間を期待した次第だが、残念ながら青空に映える桜とはならなかった。
さらに...
桜がほとんど咲いていない。
滋賀へ向かう途中、ところどころ桜を目にしていたのだが、
琵琶湖周辺は厳冬の影響もあってか、ほとんど咲いていない状態。
近づいて眺めてみると、蕾は大きくふくらんでいるものの
見ごろを迎えるにはまだ数日はかかりそうだ。
そんなこともあるわな...そうつぶやきながらの帰り道。
敦賀を過ぎたあたりでふと目にした光景。
咲き誇る梅の花だったが、今年は梅と桜、さらに木蓮の開花がほとんど同時期となったようだ。
徐々に春を楽しませてくれたらよいものを...そう思いつつ金沢に戻ったとたん
兼六園の桜が満開になったとラジオのニュース番組が告げていた。
「うそやろ?!」
桜を求めて遠征したのはなんだったのか。
いったい、俺の花はどこへ行った...
Where Have All the Flowers Gone Peter, Paul & Mary
「9」のつく日は空倶楽部の日