折にふれて

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遅ればせながら...金沢の桜便り

2017-04-22 | 金沢

折にふれて、とのブログタイトルながら

この時期の記事を振り返ってみると明らかに欠けているものがある。

金沢の桜のことである。

全国的にも見ごろのタイミングを掴みにくかった今年の花見シーズンだったが

それは自分にとっても同じこと。

「金沢はまだ咲きはじめ」との情報を真に受けて、

琵琶湖へ出かけたところ、この選択は「つぼみ固し」で空振り、

ところが、一方の金沢が同じ日に満開になったというマヌケな週末もあった。

それからというもの、急用も入ったりして、ようやくの花見に出かけたのが、先週末のことだった。

 

ということで、遅ればせながらの金沢の桜便り。

兼六園蓮池門へと続く車道の桜並木。

個人的には園内の桜よりも、両側から張り出した桜並木に包まれるこのあたりの風景が好きだ。

満開を遠に過ぎ、並木の量感は失われていたものの、

舞い散る花びらが短い桜の季節を象徴するようで、

それなりの見応えがあったと思っている(...負け惜しみではないが)

 

ところで、確かにソメイヨシノの季節は過ぎたが、一方でこれから見ごろを迎える桜もある。

21世紀美術館前のしだれ桜。

これも個人的な思いだが、群生して風景をかたち造るソメイヨシノよりも

一本(乃至は数本で)存在感を示す古来からの桜に惹かれる。

もうずいぶんと昔の話になるが、その代表格で日本三大桜のひとつ

岐阜県根尾谷の薄墨桜の見事さはいまだに鮮明に覚えている。

 

さらに...、風に揺れ、カラフルに、そして躍動感あふれる八重桜。

 

 

いくつか自分なりの金沢の桜を紹介してきたが、

しかし、そうは言っても4月もすでに20日過ぎ。

この花便り、「周回遅れ」は否めず...である。


特に関連はないが、昔聴いたウェストコーストの古参バンド

クィックシルバー・メッセンジャー・サービスで「希望」

1960年代後半、サンフランシスコなどウェストコーストから起こったフラワームーブメント。

サイケデリックやシュールリアリズムといった言葉に代表される若者文化を背景に活躍したバンドが、

ジェファーソン・エアプレインやママス&パパス、そしてクイックシルバーだったと記憶している。

♪Hope   Quicksilver Messnger Service

 

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