前回に続き、長野県小川村から。
『日本で最も美しい村連合』というNPO法人があるらしい。
2005年に北海道の美瑛から始まった活動で
現在は全国63の町村が加盟していて、
この小川村も含まれる。
失ったら二度とは取り戻せない景観や環境、暮らしや文化など
将来にわたって美しい地域を守り続けることがその趣旨だ。
すばらしい取り組みだと思う。
The Last Resort - Eagles (Live Accoustic)
アルバム『ホテル・カリフォルニア』の最後を飾る曲。
美しいバラードだが、それとは対照的に歌詞は手厳しい。
先住民たちの土地(パラダイス)を奪った白人の所業に始まり、
やがては文明が美しい自然を破壊していく様を痛烈に皮肉っている。
アルバム冒頭の表題曲が、当時の混沌とした世相と
音楽のひと時代が終わったことを揶揄していることを思うと
『The last resort』によるアルバムの締めくくりに
頷けないこともない、とあらためて聴いてみた。
They call it paradise, I don't know why
You call someplace paradise, kiss it goodbye
人はそこをパラダイスと呼ぶ。俺にはよくわからないけど。
みんなが口々に呼ぶパラダイスにお別れのキスを送ろう...
知らなかった~です。
美しい村、確かに残して欲しいしいつまでもそこにあって欲しいけれど、高齢化や医療・教育・就業問題など難しい面がたくさんですよね。
うちの市の奥(もうトンネル抜けたら三重県)も学校が統廃合されて、病院もないし厳しいようです。
高校になると下宿するとか。
「みんなが口々に呼ぶパラダイスに~」って、なかなか痛烈ですね。
やってきた人々にとっては、パラダイスでもそこへいた人には、もうパラダイスじゃなくなってるんですよね。
その通りだと思います。これにも「サスティナブル」がキーワードとなりそうですね。
石川県を含めた北陸三県には対象となる地域がないので詳しいことはわかりませんが、
脱退する町村があることを思えば、その難しさが伝わって来るようです。
本当に綺麗です。
1泊ならそのまま美人林も行けますよ。