折にふれて、とのブログタイトルながら
この時期の記事を振り返ってみると明らかに欠けているものがある。
金沢の桜のことである。
全国的にも見ごろのタイミングを掴みにくかった今年の花見シーズンだったが
それは自分にとっても同じこと。
「金沢はまだ咲きはじめ」との情報を真に受けて、
琵琶湖へ出かけたところ、この選択は「つぼみ固し」で空振り、
ところが、一方の金沢が同じ日に満開になったというマヌケな週末もあった。
それからというもの、急用も入ったりして、ようやくの花見に出かけたのが、先週末のことだった。
ということで、遅ればせながらの金沢の桜便り。
兼六園蓮池門へと続く車道の桜並木。
個人的には園内の桜よりも、両側から張り出した桜並木に包まれるこのあたりの風景が好きだ。
満開を遠に過ぎ、並木の量感は失われていたものの、
舞い散る花びらが短い桜の季節を象徴するようで、
それなりの見応えがあったと思っている(...負け惜しみではないが)
ところで、確かにソメイヨシノの季節は過ぎたが、一方でこれから見ごろを迎える桜もある。
21世紀美術館前のしだれ桜。
これも個人的な思いだが、群生して風景をかたち造るソメイヨシノよりも
一本(乃至は数本で)存在感を示す古来からの桜に惹かれる。
もうずいぶんと昔の話になるが、その代表格で日本三大桜のひとつ
岐阜県根尾谷の薄墨桜の見事さはいまだに鮮明に覚えている。
さらに...、風に揺れ、カラフルに、そして躍動感あふれる八重桜。
いくつか自分なりの金沢の桜を紹介してきたが、
しかし、そうは言っても4月もすでに20日過ぎ。
この花便り、「周回遅れ」は否めず...である。
特に関連はないが、昔聴いたウェストコーストの古参バンド
クィックシルバー・メッセンジャー・サービスで「希望」
1960年代後半、サンフランシスコなどウェストコーストから起こったフラワームーブメント。
サイケデリックやシュールリアリズムといった言葉に代表される若者文化を背景に活躍したバンドが、
ジェファーソン・エアプレインやママス&パパス、そしてクイックシルバーだったと記憶している。
♪Hope Quicksilver Messnger Service
雰囲気のいい場所ですね^^
立派な枝垂れ桜ですね!青空にとっても映えて綺麗~。
私も枝垂れ桜が好きです。
そして八重桜のお写真、ほんとカラフルで小さな金平糖を想像しました。
写し方を参考にさせてもらいます^^
金沢の桜、楽しませていただきました♪
ブログを見ていると、先陣を競うが如く動かれるかたと、
じっくりマイペースで作品を魅せてくれる方とがおいでですが、私的には後者の方が好きです。
かくいう私もそうなので(笑)
今年は昨年より桜が1週間遅く、それで喜悲こもごもになったのも楽しい。
ソメイヨシノばかりが桜ではありません。
金沢桜紀行♪、拝見させて戴きうれしいです。
不思議なことに、写真を撮っていると
「負け惜しみではないけれど…」、と本心から思う事が
度々あります。
オトナの余裕?気持ちの器量?
そうです!楽しんでまいりましょう~。(笑)
きっと、ゆっくりと歩を進めながら
愛でて撮られた桜写真。素敵です!!
空も青さをもって、juraku-5thさんを迎えてくれていますね!
あくまでも個人的な感覚としてですが...
兼六園の桜は園内より、周囲のほうが見ごたえがあるのでは、と思っています。
兼六園は四季を通じての庭。
春の桜に限った美しさではない...というのが根拠です(...怒られるかな)
ということで、アマノジャク的桜レポートでした。
>ソメイヨシノばかりが桜ではありません。
...拍手!
私もそう思います。
記事にも書きましたが、根尾谷の薄墨桜を見たときから、考えが変わりました。
古木にこそ情緒があるのでは...と。
それにしても...
今年の桜、悩ましかったですね。
桜の季節、あっという間でしたね。
そんな中、みなさんそれぞれの桜を切り撮られたことと思います。
結果はともあれ、自分だけの桜を撮ったという満足感がすべてでしょうか。
...って、へたっぴいが何をいう! ・・・と言われそうです(苦笑)