ちょっと古い話で恐縮だが、11月18日、毎日ペンクラブ鹿児島の会員20数名が鹿児島市に集まり、講師にMBC南日本放送のパーソナリティ・二見いすゞさんを迎え秋の研修会を開催した。
毎日新聞鹿児島支局に7月に着任された平山千里支局長は、初めて会員と会うため挨拶をいただくことになっていたが、ペンクラブ会長から「挨拶は250文字以内でお願いします…」とクギを刺され、爆笑の中でユーモアたっぷりの短い挨拶を頂いて、早速講演に入った。
二見さんは、ペンクラブ結成2年目に、お招きしたことがあるが、「もう一度、二見さんのお話を聞きたい…」との会員の要望に応え再度ご登場願うこととなったのである。
二見さんは、毎月1回、その月の「はがき随筆月間賞」に選ばれた作品を、MBC南日本放送の、「二見いすずの土曜の朝は」という番組の中で朗読してくださり、会員の皆さんには絶大な人気がある。
今回の演題は「心やすらぐ時間をご一緒に」。
目読と音読の違いを、バス遠足と徒歩遠足に例られ、一歩一歩いていると空気の匂いもわかりますね。音読は情景が目に浮かぶように伝えることができます。さらに音読は体を使うため、呼吸も深くなり、姿勢もよくなり、ひいては脳の活性化につながります、と。
いいことずくめの音読。研修会に参加した皆さんは早速実行されているようだ。私もFM番組で紹介する作品だけでなく、毎朝、プログに書きながら思いを込めてしっかり音読しよう。