はがき随筆・鹿児島

はがき随筆ブログにようこそ!毎日新聞西部本社の各地方版に毎朝掲載される
「はがき随筆」は252文字のミニエッセイです。

Merry Christmas

2007-12-25 22:39:13 | アカショウビンのつぶやき

















 鹿屋キリスト教会のクリスマスは、12月15日土曜、教会日曜学校で学ぶ幼児、小中学生の子供たちのクリスマス祝会でスタートしました。
 12月23日は、クリスマス礼拝と言って特別の礼拝を捧げます。クリスマスイブの24日は、教会員だけでなく、どなたでも参加できる教会のクリスマス祝会で、イエス様の御降誕を共に御祝いします。翌25日は近くにあるハンセン病療養所・星塚敬愛園の恵生教会・クリスマス祝会に参加します。これでクリスマス行事は全て終了です。
 二千年前、クリスマスの夜に、
 「いと高きところには、栄光、神にあれ、地には平和、御心に適う人にあれ」と天使たちは讃美しました。
 私たちも闇が覆う、この世の光となって来られた嬰児イエスさまの誕生を喜び、共に感謝を捧げました。
 クリスマス祝会では、ハンドベル演奏、合唱讃美、独唱、ピアノ演奏、ヴァイオリン演奏など、それぞれが神様から戴いたタラントを生かして神様を讃美し、楽しいひとときを過ごしました。
 恵生教会の祝会では、双方から二人の姉妹が尊い信仰の証をされ、感動のひとときでした。さらに三味線の音色に合わせた沖縄の方言による讃美を、参加者一同で歌いました。恵生教会の方々はいろいろな障害をもちながらも、神様への強い信仰によって力強く明るく生きておられ、いつもこちらが励まされて帰ってきます。
 新しい年もすべての人々に神様の祝福がありますように、争いのあるところに真の平和が訪れますようにと祈りつつ…。
 

川内川物語

2007-12-25 17:39:12 | はがき随筆
 なぜか、川内川は元気をくれた。源流探しでがけから落ちてケガをしたこと、流域の米作りや築堤の歴史などをただひたすら歩いて調べ、書き続けた。
 12~13年調べて増えた資料を見た先輩や友人の励ましで、本にすることを思い立った。表紙絵は、滝音が聞こえてくるような見事な曽木の滝を、Nさんの好意で描いていただいた。
 やつと本ができ上がり地方紙で紹介され、思いがけず民放でも放映された。おかげで友人や先輩、図書館の方々にも喜んでもらえ350冊が完売。皆さんと川内川に深く感謝した。本は今年の大きな思い出になった。
   出水市 小村 忍(64) 2007/12/25毎日新聞鹿児島版掲載