仏教の殺生戒を守るから、魚釣りはしないが、人間と魚の知恵比べのテレビ番組は好んで見る。そして漁師に殺させた獲物を好んで食べるから殺生戒は偽善。阿弥陀様はこんな悪人こそ極楽に行く資格を有すると親鸞は解釈する。潮が上げ始めると、小魚たちが盛んに泳ぎ回って餌を探し、岩礁には大型魚がビックリする程浅瀬に来て小魚を仕留める食物連鎖。まさに上げ潮は、海釣りの絶好の機会。干潮から7割ほど潮が満ちて来た時から、満 . . . 本文を読む
北京五輪女子マラソン代表で五輪連覇を目指していた金メダルの可能性が極めて高いと多くの人が夢を語る野口みずき選手が故障して出場を断念した。絶対金メダルを獲ると語る人は詐欺師の素質がある。
金メダルは、直径6センチ、厚さ3ミリ。銀製で6g以上の純金の金張りで製造原価は1万円程度と聞く。
報道機関に煽られ、金メダル獲得至上の使命感の奴隷と化した選手は過酷な練習を自分に課し、筋肉を痛め走れなくなった。 . . . 本文を読む
「骨太の方針」の言葉を報道で耳にしたのである。骨太の意味が理解できない、好奇心旺盛な少年の心の風来坊参男坊は思考を開始するのである。故障が癒えたパソコンの検索エンジン・ヤフーやグーグルを駆使して情報の収集を開始する。
骨太の方針とは、2001年6月に答申された「経済財政運営と構造改革に関する基本方針」に際して、当時の内閣総理大臣小泉純一郎が、聖域なき構造改革とともに政策発信の言葉に使用し、一般国 . . . 本文を読む
64歳の年齢なのか、夏の暑さが原因なのか、元気が出ないのである。25時間の過酷な連続勤務を務め上げ、仲間とうなぎ蒲焼丼を食べたのである。名鉄電車の鳴海駅から徒歩で半時間程度のJA緑の裏手にある小さな店だ。鰻料理の「ひつまぶし」で有名な熱田神宮のお膝元「宮の宿陣屋跡」の「あつた蓬莱軒」の暖簾分けの「蓬扇」が屋号である。
うなぎ蒲焼は、開いて骨を取り除き白焼にし、濃口醤油、みりん、砂糖、酒などを混ぜ . . . 本文を読む
北京オリンピックの女子柔道48キロ級の谷亮子(32)がメダルを獲得した。戦わずに金メダルを失い、相手を投げ倒す一本勝ちで価値ある銅を手にした。
柔道は2面性がある。相手を倒す競技としての柔道、護身術としての柔道。相手との相対比較の一過性勝負の柔術。自分の心と戦う絶対比較の生涯続く人の道を究める柔道。
相手のある勝負は易行道の子供の遊戯で、見えない自分の心との戦いは難行道の大人の修行である。
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冬に暖房を効かせ、アイスクリームを毎日食べ、夏に冷房の効いた屋台でおでんを食べる時代で誰も疑問に思わない。食べたい時に食べたい物を、金の力で満腹にしている。豊かな時代なのだろうか?
夏は氷屋、冬は炭屋の商売に馴染んだ世代である。狭いながらも楽しい我が家。老人の古き善き日本の郷愁で、若者から無視される。
春の鰹のたたき、筍。夏のうなぎ、鮎の塩焼き。秋の松茸御飯、栗御飯。冬の越前ガニ、石狩鍋。季節 . . . 本文を読む
「おい悪魔」は住友銀行元頭取、堀田庄三氏の人生訓である。此の言葉で業績を残し、後輩を育てた。
悪魔とは、煩悩や悪・邪心などを象徴する超自然的な存在のことである。西洋のデビル・デーモンの訳語となった。仏ほっとけ、神かまうなの神仏や天使が反対語だろう。
キリスト教の悪の起源は禁断の善悪の知識の木のリンゴを食べた、アダムとイヴの創造主である神に対する不服従の結果である。
原始共産社会の素朴で悪とは . . . 本文を読む
オリンピックにも馬を使った競技がある。馬場馬術は馬をいかに正確かつ美しく運動させることができるかを競うものである。障害飛越競技は乗馬して生垣や柵を飛び越し、通過する技術を競う競技である。総合馬術は初日に馬場馬術、2日目に耐久競技、3日目に障害飛越競技が行われ、合計の点数によって順位が決定される。そのため、総合馬術は「3日競技」とも呼ばれている。
競馬とは、騎手と馬が一定の区間をどれだけ速く駆け抜 . . . 本文を読む
野球のお祭り「オールスターゲーム」を愉しませて頂いた。勝負を離れて、個人成績に頓着しないで、野球を愉しんでいる。セリーグの昨年の覇者巨人の原監督が監督、コーチは2007年日本選手権のペナントを獲得した落合監督、2008年セリーグ公式戦を破竹の快進撃中の岡田タイガース監督。和気藹々でゲームを愉しんでいる。ベンチ内は爆笑が渦巻いている。観客も野球を愉しんでいる。
ビールに酔った風来坊の脳裏に、得意と . . . 本文を読む