赤ちゃんから幼児期にかけてのオンブにダッコの意義。
小さい子供は、ダッコされることが好きであるけれど、それを抱き癖がつくと否定する意見もある。逆に、ダッコされて育った子は情操豊かに育つとダッコを推奨する考え方もある。
どちらにもそれなりの根拠があるようであるが、本当はどちらが正しいのだろうか?
そのことを違う観点から考えてみたい、「生命の歴史」にダッコの意味・意義を尋ねれば、四足の動物が木に登れる様になっていっての樹上生活から、木から降りていくという過程(木登り→樹上生活→木降り)の、サルが猿としての、いずれは人類へともなっていく脳の実体力を培った過程の繰り返し、であると捉え返すことが出来る、と思う。
その様に捉え返すと、幼少期にオンブやダッコをされずに育った人は、情操面だけではなしに、自身の専門で言えば、股関節の硬さ可動域の狭さ、体幹の、上肢・下肢の力の無さ......等々だけではなしに、もっと大きな欠陥をもっての育ちとなるのではないのだろうか?と危惧される。
詳細は、いずれ。