ペンギン夫婦の山と旅

住み慣れた大和「氷」山の日常から、時には海外まで飛び出すペンギン夫婦の山と旅の日記です

キナバル登山の想い出(2005年1月)

2015-01-22 06:01:01 | 山日記

 

*2005年のキナバル登山は2007年と同じ時期の1月22~23日でした。登山の想い出を綴ります。*
 
前日、コタキナバルから専用車でクンダサンの丘の上にあるホテルで一泊。
 
 
22日、キナバル公園本部で登山ガイドとポーターに落ちあい、さらに4km先の登山口、ティムポホン・ゲートへ車に揺られていきます。
 
 
登山道はよく整備されていて、アイアンウッズという固い木や鉄で階段状に補強されていますが、この段差が足の短い私たちには高過ぎる所が多くて厄介です。
 
 
要所にあるシェルターには、いずれもベンチのある四阿、水洗トイレ、蛇口のついた水タンク(飲めない)が設置されています。
 
 
大きな木性シダなど熱帯雨林の中を登り四つ目のシェルター、ラヤン・ラヤンで昼食。標高2,700m、今日のほぼ半分の行程です。
 
 
午後は黄色い土道の急登から、ウツボカズラやランなどの珍しい植物のある森林帯を抜けると、
 
 
真っ青な空を背景に、白い鋸歯状の山頂部が鮮やかに見えます。
 
 
急坂を登り切ると木の丈が次第に低くなります。タンポポやミヤマキンバイに似た黄色い花の咲く台地の上に、今夜の宿、ラバン・ラタ・レストハウス(Laban Rata Rest house)が見えました。
 
 
夕食はビュッフェスタイルで白いご飯に、ビーフンを炒めたもの、骨付きの牛肉、味付けの牛肉(ビーフシチュー風)、野菜炒め(マッシュルーム入り)と卵焼き。味も申し分なく、食堂の座席もゆったりしていて日本の山小屋とは大違い。
 
 
食後外にでて壮大な夕焼けを見て、岩山の上に月が出たので二階の部屋に帰り、大きなベッドに横になりました。明日は早朝から登頂です。
8:30 Timpohon Gate checking point (1866m)…Carson fall…9:01 Pondoc(shelter) Kandis(1981m)…9:17-? KM1.5 =Pondoc Ubah(2018m)… 9:46 KM2…9:56-? Pondoc Lowii.(2267m)…10:04 KM2.5…10:41-52 Pondoc Mempening(RTM Station分岐)…11:05 KM3.5…11:20-58 Layang-Layang Staf Qtrs(2702m)昼食…12:02 KM4…12:42 KM4.5…13:18~13:35 Pondoc Villosa…13:55 Pondoc Paka(3080m)…14:08 KM5.5…Waras Hut (3243m)…14:50 Laban Rata Rest house(3272m)