【登 山 日】2016年1月13日
【メンバー】 近藤法子、芳村嘉一郎、芳村和子
【コースタイム】長岳寺09:15 … 奥の院分岐 10:30 … 奥の院 10:40~10:45 … 南城址山頂11:15~11:50 … 長岳寺 13:20
急に話が纏まってFB仲間の近藤さんと3人で登ることになった。アピタから同乗させて貰った車で9時、長岳寺着。山門の前には精進掛けが架けられ、紅梅が美しく咲いていた。門前の掃除をされていた女性に挨拶して、根上りの松を回りこむようにして山辺の道分岐へ。暖かだった三が日から急に寒くなって、今朝の気温は零度以下。上着を着たままでしばらく歩く。葉を落として寒々とした柿畑の中の道は、かなり上の方まで舗装されていた。近藤さんは若い頃にスキーもされていたそうだが、近頃は殆ど運動していないとのことなので、ゆっくり休まずに登る。
整備されて歩きやすくなった溝状の所を過ぎて、ロープの張ってある手前で上着を脱ぐ。中年の女性二人が声をかけて追い越していったが、初めてのベンチでは私たちが先に出る。中間点のお不動さんに手を合わせ、二番目のベンチで小休止する。この間に二人の女性はまた先に通過していった。
800mほど遠回りになるが、先に奥の院にお詣りすることにして分岐から笹の中の道を下る。古墳を過ぎてじめじめした処に来ると、すぐ左手が奥の院。
といっても建物はなく、大きな石の不動尊と、いくつかの神名を彫った石が並んでいるだけ。優しいお顔のお不動さんの前には、正月らしく大きな鏡餅とお花が供えてあった。
すぐに柳本古墳群からの登路にでる。谷間の中の木の階段から、真っ暗な森の中に延々と続くコンクリート補強の道になり、やっと頭上が開けてトイレのある林道にでる。田竜王社に手を合わせて、林道を離れて頂上へ。
先の女性二人が下山するところで、写真を取って貰った後は貸し切りの山頂になった。残念ながら雲が低く、明石大橋はおろか金剛・葛城も霞んでいた。南から東にかけては青空が見えるが、気温はかなり低い。近藤さんに頂いたお菓子とコンビニのサンドウィッチを食べ、熱いコーヒーで暖まる。その間に粉雪が舞ったが、すぐに止んだ。
下りは藤井竜王社から林道に出て、トイレ横からゆっくりと休まずに降りる。かなり下に来てから短い時雨があったが直ぐに止み、登ってきた若い男性は折り畳み傘を捲いていた。まずまずの天候で、気温が低かったお蔭で汗もかかず、いいトレーニングになった。近藤さんにも喜んで頂けたようで、幸いだった。