マッシュムラムラ(仮) ――クラ鈴が斬る!――

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氷室京介、あぶない刑事、マンガ etc

沢井美空ライブ・レポ

2015-05-30 21:45:06 | 音楽
4/4の記事で紹介した沢井美空というミュージシャンがライブをやったので、観に行ってきました。
渋谷の「Last Waltz by shiosai」ってトコでね。ただ、ここ、ライブハウスかと思ってたら、バーっぽいトコでした。ハコとしてはめちゃめちゃちっちゃいトコです。
ですんで、当然、ステージもちっちゃいです。どんなにがんばっても、4人が精一杯でしょうね、面積的に。
で、ステージ中央奥には、トラムセットではなく、パーカッション。そんなステージだったんで、「おとなしめの曲限定かな」とは思いました。





「ごめんね、いいコじゃいられない」「Lost Generation」や、アルバム「憂鬱日和。」の10曲目のような、ギターサウンドっぽい曲はやんないかな、と。



案の定、登場したのは沢井さん本人と、ギターの兄ちゃん、パーカッションの姉ちゃんだけでした(笑)。上のような曲やるには、ドラムとベースは不可欠なんで。やっぱり、おとなしめな曲ばかりでしたけどね。

で、沢井さん、実物は画像や映像よりもかわいいわ(笑)。間近とはいえ、前の人たちの頭で、ほとんど見えなかったけど(オレのポジション的には、沢井さんの顔よりギターの兄ちゃんの顔のほうがよぉく見えた/笑)。
でさ、それでもたまに、間近ということもあって、歌ってる沢井さんと目が合うんだよ。それも何度か。
男性で、女性ミュージシャンのライブいってる人、こういうとき、どうしてます? いや、オレはさ、あんまりじっと見てると、





「なに、このおっさん・・・キモッ!」



なんて、沢井さんに思わせちゃいそうで、なんか申し訳なくってさ(笑)。せっかく目合っても、ゆっくりとそらしてたわ(笑)。
ヒムロックのときは(「Water Aid」なんかは超間近だったんで)、「まあ、男同士だからいいや」なんて、開き直ってたけど。
って、ミュージシャンも、あるいは舞台俳優さんなんかも、目が合ったくらいじゃ、全く気にしないのかな? (笑)
それと、沢井さん、思ってたより生歌も上手です。まだ若いから、これからもっと上手くなるでしょうね。

曲のほうにも触れておきましょうか。
まず印象に残ったのは「parallel love」。「憂鬱日和。」の3曲目です。これ、CD音源聴いてたときから思ってたんですが、沢井さんの歌声って、たまにaikoに似てるよね? この曲の「♪ああ~、こんなにも苦しいなんて~」ってトコなんてとくに。
で、この人、大阪出身なんだってね。そのせいか、MCのときの話し方も、aikoっぽかった気も。って、aikoのライブ、いったことありませんが(なんかの番組で、歌う前にちょっと喋ってたのを思い出してね/笑)。
それと、「SAKURA-iro」。これは、CD版より、あえてかわいい声作って歌ってたのかな? 正直、CD版のような声のほうが好きですが、これはこれでありかと。
あと、「I know」も聴けてよかったなぁ。
「こんな世界、知りたくなかった」もよかった。アニメ「アカメが斬る!」のエンディングで、アカメ役の声優さんが歌ってるのもよかったけど(いや、TVでしか聴いたことありませんが)、やっぱ表現力としては、曲や歌詞書いた張本人のほうが、格段に上やね。いや、ユーミンが書いた「まちぶせ」なんかは、本人より提供先の石川ひとみの歌のほうがよかった気もしますが(古いな、おい/笑)。
で、「憂鬱日和。」に入っていない曲。
まずは「ワンダフルデイズ」。これはきっと「盛り上げ曲」なんでしょうね。歌う前に沢井さんからお願いされてね。曲の途中、客全員で軽く手を叩くんですが・・・オレもやったけど、おっさんとしてはちょっと恥ずかしかったです(笑)。
お次は「後輩」。これ、歌詞がまたかわいいやね(笑)。いや、うろ覚えだけど、「これが恋といわれてもピンとこない」とか「こうして、(私は)後輩の彼女になった」みたいなフレーズが印象に残ってます。
「SAKURA-iro」といい、この曲といい・・・今からラブコメ描こうとしてる奴は、沢井さんの作詞能力を見習いましょう(笑)。
そんなこんで、本編ラストに「浮遊旋律」。「憂鬱日和。」の1曲目をラストに持ってくる演出が、さりげなく憎い(笑)。っつーか、この曲、いい曲だよなぁ。
で、アンコールに「カラフル。」。バンド構成が前述のとおりなんで、ボサノババージョンでした。これは正直、ノーマルバージョンを聴きたかった(いや、ボサノババージョンもよかっけど)。

総括すると――
沢井さん、意外と喋ります(笑)。さすが大阪人。時折出る大阪弁がかわいかった(笑)。
っつーか、パーカッションの姉ちゃんもおもろかった(笑)。沢井さんになんか問いかけられて、「・・・いいと思うよ」いったときの、その言い方が妙に笑えた(笑)。
セットリストはね、もちろん、今回やった曲はどれもよかったんですが、





やっぱ前述のギターサウンドっぽい曲も聴きたかったなぁ。



とくに「ごめんね、いいコじゃいられない」は聴きたかった(笑)。ギターサウンドではないけど、「カラフル。」も、ノーマルバージョンも聴きたかったっすね。
そんなわけで、





次はギターサウンド系もできるくらいにはデカいハコでやってください(笑)。



それでもね、やっぱいいライブだったと思います。ってか、やっぱこの人の感受性、表現力はお見事。
もし、このブログをスタッフさんや事務所の方がご覧になっていたら(いや、見てるわけねぇけど/笑)、彼女は大切に育ててやってください。行く行くミリオンセラーになれるほどの派手さがあるかはわかりませんが、まだ21歳でこの才能は貴重だと思います。
そんなわけで、沢井美空のライブ・レポでした。







沢井さんデザインTシャツ。
コメント
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