マッシュムラムラ(仮) ――クラ鈴が斬る!――

SINCE:2002.2.24
氷室京介、あぶない刑事、マンガ etc

BARBEE BOYS Plain Bee(BD)

2020-07-11 21:38:48 | 音楽
バービーボーイズが今年の初めに行ったライブの映像です(行きたかった/笑)。

まあ、正直ね、ヴォーカルのコンタは若干、歌唱力も声量も衰えている印象は受けました。とくに歌い出しが不安定というか。
一方、もうひとりのヴォーカル・杏子さんは健在。むしろ昔より上手くなってるし、声量も昔とそう変わらなかったと思う。
多分、杏子さんは摂生してんだろうね。なんだかんだで、歌い続けてたし(福耳とか)。
一方のコンタは、不摂生だったかはわからんが、演劇の世界に行って、あまり歌わなかったのも影響してんのかな?
それでもね、私にとっては、このコンタさんが、





初めて好きになったロックヴォーカリスト



なんでね。
最初に聴き始めたのは米米CLUBだったと思うけど、まあ、初期の米米はロック調でもあったけど、石井と小野田は「ロックヴォーカリスト」というイメージは、(オレの中では)あまりなかった。
対してコンタは、





「これぞ、ロックの声質!」



なんて、中坊のオレとしては勝手に思い込んでね(笑)。ルックスもヤンチャな感じのカッコよさだったし。
まあ、その後、氷室京介に度肝抜かれて、彼のファンになっていくんですが・・・それでも、バービー解散まではコンタも好きでしたね。
ってわけで、やっぱコンタのヴォーカルは「アリ」なんですよ(笑)。誰がなんといおうと、杏子の相棒はコンタなんです(笑)。

ライブのほうは、「女ぎつね on the Run」で幕が上がってね。
二曲目は「使い放題tenderness」。これは事実上、コンタのソロ曲みたいなもんなんですよ。作詞作曲はイマサだけど、コンタ主演の映画のために書き下ろされた曲だし、歌唱パートもほとんどコンタで、やはり彼の歌唱、ステージングはカッコいいし。
ただね、この曲ではほとんど歌わない杏子さんではあるんですが、ダンスというか振りと、佇まいがめっちゃ、カッコいい。




こういう帽子を深く被ってカッコいいのは、杏子さんとジュリーくらいです(笑)。

また、イントロのベースラインがめちゃめちゃカッコいいんだよね(まあ、この曲のイントロは、ギターもカッコいいんだけど)。この映像で再認識したわ。
で、「STOP!」。こちらは杏子さん単独ヴォーカルです。コンタはサックスとコーラス。
この曲のステージング、杏子さんはもちろん、コンタもイマサもエンリケもコイソも、メンバー全員がハジケてんのよ。杏子、コンタ、イマサ、エンリケはそれぞれ勝手に動き回ってんのに、コイソも心なしか、ほかの曲以上に力任せにドラムを叩いているようにも見えるのに、それでも「STOP!」という曲がカッコよくまとまっているというか。
「これぞ、バンド!」って感じがしましたね。
その後、新曲の「CRAZY BLUE」「無敵のヴァレりー」を挟んで、またまた杏子さん単独ヴォーカル曲の「タイムリミット」
この曲は、女が男を誘ったりもする歌詞で、エロいといえばエロいんですが、



(こういった具合に)それまでは、女性ロッカーしてはおとなしい(無難な)恰好してた杏子さんが、脱ぎます(笑)。

バブルのころのイケイケなお姉さんを彷彿とさせる衣装に。




まあ、ここまでくると、ゴーストスイーパー美神さんみたいですが(笑)。


そんな「極楽へ行かせちゃうような早着替え」でしたが、杏子さん、脱ぐ際、服が頬骨に引っかかったそうです(笑)。
ただ、50過ぎとは思えないよなぁ、杏子さんの体形。ボディラインだけなら、モデルさんにも負けてないかも(モデルさんはもっと細いか/笑)。
で、





「ダメージ」!



「ナイーブ」と並ぶ、バービーの名バラードです。
生で見たかったなぁ。
この曲は(ナイーブなんかもそうですが)、コンタがメインヴォーカルで、杏子さんはコーラス。
コンタのヴォーカルも、こういうおとなしめな曲では、やっぱり安定してますね。ビート系と違って。
それと、イマサのギターソロ。





まさに「泣きのギター」です。


この「ダメージ」といい、あるいは「ナイーヴ」といい、やっぱ「バラードでありながら、エレキギターの音が前面に出る曲」――「バラードでありながらギターソロのあるロックバラード」、大好きです。
「なんだったんだ? 7DAYS」も、うれしかったな。最初、アコースティック・バージョンだったんで、「原曲バージョンでやってほしかったなぁ」思ってましたが、途中でイマサがエレキギターに持ち替えてね。途中から原曲(に近い)バージョンになりましたね。

まあ、新曲の「CRAZY BLUE」「ぼくらのバックナンバー」なんかもよかったですよね。
そういえば、「目を閉じておいでよ」の前のMCで、コンタが「オレらは芸人じゃないんだけどな」みたいなこと言ってたのに笑った(笑)。どうせなら、





RGと鬼奴もゲストで出してほしかった気も(笑)。



まあ、いつかは・・・(無理?)
「負けるもんか」も、うれしかったな。「彼女のいる男との間に、既成事実を作ってしまおうと画策する女の曲」です(笑)。

ホントはね、ほかにもやってほしかった曲はあるんですよ。「帰さない」「ごめんなさい」「はちあわせのメッカ」「ナイーブ」なんかも。
まあね、「今後のお楽しみ」ってことで。

で、「C’m’on Let’s go!」で締め。この曲も好きだった。
世の中がこんな情勢なので、「次」がいつあるかはわかりませんが、次の機会があれば是非、行きたいと思ってます。



そういえば、B’zの松本さんのソロアルバムに、氷室京介が作詞とヴォーカルで参加するようですが・・・もちろん、それも楽しみですが、





ヒムロック、イマサともコラボしてくんないかなぁ(笑)。



ふたりとも、曲作りに対しては職人肌なんだけど、ストイックなヒムロックに対し、トリッキーなイマサ――そのくせ、ふたりともキャッチーな曲も書ける。おもしろいと思うんだけどなぁ。
ってか、氷室とバービーでコラボとか(笑)。氷室が歌って、バービーの面々が演奏。コンタはサックスで、杏子さんはコーラスで(笑)。

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