マッシュムラムラ(仮) ――クラ鈴が斬る!――

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氷室京介、あぶない刑事、マンガ etc

氷室のバラード・ベストを考えた

2022-02-12 11:36:46 | 氷室京介


↑何となく、バラードっぽいイメージ?

以前、「ベスト盤には入っていない氷室の楽曲で、新たなベストを考えた」という企画をやりましたが、今回は「ヒムロックのバラード限定のベスト盤=バラード・ベスト」というコンセプトで。
まあ、氷室京介のバラード・ベストは、これまでも何枚か出ているんですが(笑)、「オレがチョイスするバラード・ベスト」ってことね。
あ、とくにミディアム・テンポの曲は、バラードといっていいのかどうか、微妙な場合もありますが、「あくまで私がバラードと認識している曲」ってことで。

1.DEAR ALGERNON
2.独りファシズム
3.LOVER' S DAY
4.VELVET ROSE
5.YOU’RE THE RIGHT
6.DON'T SAY GOOD BYE
7.MIDNIGHT EVE
8.DISTANCE
9.炎の化石
10.BELIEVE
11.REVOLVER
12.FOLLOW THE WIND
13.HARVEST
14.STAND ALONE
15.Be Yourself
16.IF YOU WANT
17.NORTH OF EDEN
18.The Sun Also Rises

「DEAR ALGERNON」「LOVER' S DAY」は散々、ベスト盤(バラード・ベストに限らず)に入ってるんですが、個人的にはこの2曲は外せませんね。前者は年取れば取るほど染みる。後者は名曲中の名曲。
「独りファシズム」は、ベスト盤に入ったことないんですよね、たしか。ライブでもやってないんじゃないかな? これも「染みる系」の名バラードなんですが。
「YOU’RE THE RIGHT」は、バラードとしていいのか微妙な気もしますが・・・まあ、オレにとっては「名バラード」(笑)。
「DON'T SAY GOOD BYE」は、BOφWY時代の「CLOUDY HEART」から続く、そして「LOVER' S DAY」なんかと、ある意味で同系統な、





ヒムロックお得意の「未練タラタラソング」ですよね(笑)。



氷室の「未練タラタラ系」は、名曲揃いです。
「MIDNIGHT EVE」は、「未練タラタラ系」と「しっとり系」のハイブリッド、というか・・・やはり好きな曲です。
「DISTANCE」は何つーか・・・ロックバラードですよね。バラードなのに、キーボードやピアノより、ギターのほうが目立つ、「ギターサウンドなバラード」というか。
「炎の化石」はですね、当時、めちゃめちゃハマりました(笑)。メロディも歌詞も、たまらなく好きだった。オレもまだ若かったんで、こういう「ファンタジーと現実、双方の要素を併せ持ったような世界観」が好きだったのかな?
たしか、収録されている「Collective SOULS」のCDをパソコンで再生しようとすると、PVが流れてくるんですよね。
で、その頃というのが、ゲームのファイナルファンタジー7にハマって、その熱がまだあった時期でしてね。天使のような羽を生やした西洋人女性がエアリス、悪魔のような黒い羽を生やした氷室がクラウドなり、あるいはセフィロスなりを彷彿とさせるような気がしてね。
まあ、歌詞の世界観的には、「エアリスとクラウド」か。「たしかにエアリスに惹かれていた序盤のクラウド」ですが。ザックスの人格も含まれていたけど、彼とも本来のウジウジしたクラウドとも異なる、「クールなクラウド」ね。
って、「JULIA」の歌詞なんかも、「クラウドが序盤の彼のままであったら、そんな彼がエアリスとの思い出を」って感じもしますけどね。
ただ、この企画で同曲をリストアップしなかったのは、ちょっと甘ったるい部分もあるから。いや、好きな曲で、最後まで迷いましたが、「REVOLVER」の「キザだけど、たしかに相手を思いやっている歌詞」のほうが、氷室の世界観っぽい気がしてね。最後の推敲中に差し替えました。
まあ、あくまで「いくつか存在する、氷室の世界観のひとつ」であって、「JULIA」っぽいのもまた、彼の世界観のひとつではあるけどね。ただ、何つーか、「より氷室らしい」のはこっち(REVOLVER)かな、と。
ともかく、後にFF7がCGアニメになったとき、エンディングで氷室の「CALLING」や「Safe And Sound」が起用されたんですが、オレとしては「炎の化石」をチョイスしてほしかったですね。
「FOLLOW THE WIND」は、氷室が21世紀に発表した曲の中では、「No.1バラード」かもしれません、オレ的には。ホント、氷室の「未練タラタラソング」はなぜ、オレの琴線に触れるんでしょ(笑)。
「HARVEST」「STAND ALONE」は、情景や歌詞の世界観が自然と浮かび上がってくる表現力が凄いですよね。ユッキー(森雪之丞)や松井五郎の作詞といい、氷室の作曲や歌唱といい。
「Be Yourself」は、「応援ソング系バラード」というか・・・ともかく、ダメ人間なオレは、この曲でちょっと奮い立ったりね。「よぉし、やるぞ!」というよりは、「・・・やるか」という感覚でね。
「NORTH OF EDEN」は、果たして「バラード」といえるかどうか・・・? (笑)
前述した「YOU’RE THE RIGHT」は、それでもまだバラードかもしれませんが、こっちは微妙ですよね。ただ、やっぱり好きな曲であり、バラード系というか、バラード調とも言えなくもないと思うんで。
何つーか、ハードボイルドな感じがしますよね、この曲。映画「藁の盾」の主題歌だけあって。そういうトコも好きですね。
「The Sun Also Rises」は、現時点では「最後のオリジナル曲」かな? 氷室にとって。まあ、氷室ならでの、「氷室流応援ソング」ですよね。なにより、旋律が美しい。もう一回、ライブで聴きたいもんです。

ってわけで、バラード・ベストを妄想してみました。
まあ、「魂を抱いてくれ」「ダイアモンド・ダスト」なんかも好きな曲であり、とくに「魂を~」は、(多分)氷室のバラードで最もセールスを伸ばした曲で、「バラードにおける氷室の代表曲」かもしれませんが・・・





これらは放っておいてもベスト盤や、ライブDVD(BD)やらに入るでしょう(笑)。



あと、何気に「永遠」も好きなんですよねぇ。
最初はそうでもなかったんだけど(そこまでキャッチ―な曲調、アレンジでもないせいか、当時はまだ若かったオレにはピンと来なかったかな)、最近、ちょっと癖になっててね(笑)。
ただ、この曲はアルバム「MELLOW」の一環として、聴いていたいかな。

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