かっきーの独り言

自転車通勤で実業団レースに挑むガンダム大好きイクメン、かっきーのブログです。遊んで行って下さい。

シマノ鈴鹿2日目午前 「内柴になり損ねたな」byたか@弟

2008年09月03日 | 自転車
鈴鹿2日目。
前日と同じく早朝に起床してハウスを出発。
雨は上がりそうな気配。

またしてもコンビニで勝ち組になりました。

足と心肺の疲労はそこそこ。
十分戦える。

午前のレースは1周回の「ビギナークラス」。

最下層クラスへの出走は色々悩みましたし、周囲へ相談もしました。
ロードレーサーを買って8年目の自分がビギナーか。

しかし、「ロングライド」ではなく「ロードレース練習」を始めてまだ1年未満であること、この1年以上通勤以外は殆んど乗っていない事、月の走行距離が400km程度であることなどを勘案して出走を決めました。「速い自転車に乗ってる人」から「自転車に乗るのが速い人」への節目にするつもりです。

「皆狙ってるからビギナーでもオープン1でも勝てる確立は同じ」「むしろ短い分勝負しにくい」といった意見もありました。

前日同様召集30分前にアップ。
雨は上がり路面はドライ。

今回もスタートは最前列。

有名ショップチーム「バルバクラブ」がえらい大人数でエントリーしているので警戒。チームで動かれるとかなり厄介。
あとは「チーム光」の人がビギナーとは思えない機材で出走していたので警戒。

スタート直後から速い流れ。集団前方で様子を伺う。

昨日の反省から、不必要に前に出ない、アタックに一々反応しない。

疲労が無い訳ではないので、なるべく軽く追走。

先頭集団で進む。

S字コーナー手前でチーム光が2人でアタック。
これを逃がすまいと4~5人で追走。動きを見ながら進む。

2人でのロングスパートを狙ったのか、前の人がかなり頑張っていたが集団を引き離せずそのまま1コーナーへ。
視界が開けてからも追い出しを我慢する。

ホームストレートでゴール前残り400m標識をやり過ごす。皆がアタックをかけてから一拍置いて、300m標識あたりからアタック。

小集団でのスプリントは理想通りの展開。
次々前の人をパス。

3番手の人を抜いてからさらに加速。2番手の人を追い抜く。

先頭が振り返る。

自分はさらに加速する余裕がある。自分の中にもう1枚ギアが残っている。
でももうゴールまで距離が足りない。

自分のスプリント力を過小評価して、追い出しを我慢しすぎました。

そのままの速度でゴール。

勝者が右手を突き上げ、人差し指を立てているのが見えました。

自分はゴールラインで左手で小さくガッツポーズ。
そのまま左手を上げてVサイン。勝利ではなく「2番!!」ですが。

優勝者に「お疲れ様」と声をかける。すぐに係員に召集されて表彰台前へ。

準備が整うまでに家族を呼びたいのですが、と係りの人に話している間にK子さんとかじゅ君が来てくれました。
ちゃんと見てたって。

1207_812


1207_813


かじゅ君を表彰台に連れて行くことが出来ました。

この結果は、支えてくれたK子さんとかじゅ君のおかげです。

K子さんには「優勝したら靴を買ってあげる。サポートのご褒美」と約束していましたが、果たせませんでした。
かじゅ君には「優勝する」と約束していましたが、果たせませんでした。

実家に結果報告すると弟から「内柴になり損ねたな」とのお言葉。まさにその通り。

k子さんからは「最後諦めて足残したでしょ」と見抜かれてました。厳しい!

クエストの店長から「鈴鹿で勝つには月1000km必要」と言われてました。
おきなわで足切りにあった後、某チームの方から「通勤だけじゃ無理」と言われました。

月400km通勤だけ、家族で生活をやりくりしながらこういう結果を出しました。

勝ったのは「バルバ」の18歳。少しお話しましたが、若さ、体力、練習時間、ノウハウ教えてくれる人、自分に無いものを持っている人です。
でも自分は自分。

仕事と家事と子育てとやりながら、学校の体育はいつもドンケツだった私が、30代の私が、力を付けてこういう結果を出しました。

もっと上を目指そうと思いました。
今回の優勝者とは、また手合わせしてみたいです。

リザルト

2位/196人
タイム08:24.69
トップとの差0:00:01.092
平均時速41.52 km/h

やはり1周の方がペース上がりますね。


シマノ鈴鹿ロードレース1日目 「ゾクゾクした」byK子さん

2008年09月03日 | 自転車
朝からの雨。

3時半起床。4時半出発。かじゅ君は寝たまんま車に積み込みw

6時ごろ現地着。手前のコンビニで排便を済ませられた私は勝ち組w
とにかく鈴鹿の朝のトイレは行列。

駐車場からサーキットへ徒歩で移動。
K子さんは片手にベビーカー、片手に傘。
私は片手に三人分の荷物の入ったスーツケース、片手にコッピ。
・・・両手塞がっとるがな。仕方がないので濡れて行きました。

例年通り受け付けを済ませてゼッケンなど付けて、後はピットでゆったり過ごします。
雨なので買い物にも出ず。
かじゅ君はいい子で遊んでいてくれたので助かりました。

この日はオープン1クラス、鈴鹿サーキット逆方向に2周回のレース。

召集開始30分前からアップ。
こんな荷物具合ですから当然ローラー台なんぞ持ち込めず、ウィーラースクールのスペースの周りをぐるぐる。
途中上り坂を使って2度ほど心拍を上げておく。

で、召集地点へ。

隣に並んでた人が、ステムに赤ちゃんのプリクラ?を貼っていたのでちょっとおしゃべり。
この方準備が良く、ビニール袋を切った即席合羽を着ている。スタート直前に畳んでポケットへ。
私は待機中に身体が冷えてしまいました。
このアイディア頂き。

今年はエントリーが早かったので前方の列に並べました。召集地点のピットレーンよりコースの方が幅が広い(当然ですが)ので、広がった結果スタート位置は最前列右端をゲット。

スタート直後から前々で走る。西ストレートで一人逃げを打ったので、追いついて後ろに付く。スプーン前の下りで吸収されるが、身体がとにかく軽い。余裕のペースで周回。

常に前方に5人程度が居る状態をキープ。
1コーナーを抜けてホームストレートに入った時には前方に2人だけ。
そのまま4~5人の集団で1周目のゴールラインを駆け抜ける。

K子さんの声が聞こえたような気がして左手を挙げる。

先頭の人も手を挙げている。場内アナウンスが「手を挙げてる余裕がどうの、後から疲労がどうの・・・」としゃべっているのを聞きながらホームストレートを走る。とても冷静で状態がいい。

2周目の登り、シケイン通過までそのままの集団で進む。
この登りで逃げを打とうと思っていたのですが、集団のペースから判断して有効なアタックは出来ないと考えてそのまま追走。

西ストレートで一人がアタック。

これに乗るべく自分もダッシュ。

とにかく凄い逃げでした。後ろはどんどん置いていかれる。最後まで逃げ切る覚悟を感じました。
勝つためにはこの人の逃げに乗るしかない。後ろに付いて行って最後に抜ければ良し、二人で逃げても良し。
とにかく一人で逃がしたら終わりだと。

この人を逃がして、自分は集団に戻って足を溜めて着狙いなんて事は考えもしませんでした。

とにかく追いすがる。

でも速い。

とにかく速い。

おまけに上手い。

登りをクリアしてスプーンに差し掛かるところで捕らえかけたのですが、走行ラインを斜めにして追走をかわす動きに対応出来ず撃沈。

集団に吸収されました。

その後は息を整え回復。位置取りも良し。
集団が逃げた人を捕らえることを祈りながら走りますが無駄でした。

小集団で1コーナーを抜ける理想的な展開。
ゴールスプリントで粘って13位。

逃げた人がぶっちぎりで優勝。
後で調べてみると、「けいはんなロードレース」C3Hクラス(一般中級高年齢)の優勝者でした。
翌31日の+30クラスでも優勝されていて、まあ歯が立つ相手ではなかったです。
逃がして足を残していれば入賞(トップ10)はあったかもしれませんが、このレースに悔いはありません。
優勝を狙って全力を出し切りました。
楽しかったです。

かじゅ君はレース中はおねんねだったそうです。

K子さんはしっかり応援してくれていて、やはりホームストレートで声を出してくれたのだそうです。もっともピット2階席からの声が届いたとは思えませんがw

目の前を3番手で通過する私を見て「ゾクゾクした」そうです。
結果は今ひとつでしたが女房にここまで言わせられれば十分でしょう。

リザルト
13位/149人
タイム17:31.75
トップとの差0:00:08.101
平均時速39.85 km/h

とにかく1位の人飛びぬけて速すぎ。これが+30クラスの力なのですね。目指さねば。

続きはまた。