スタジオジブリの最新作、ゲド戦記を見てきました。
宮崎駿監督の長男で、三鷹の森ジブリ美術館の前館長、吾朗氏の初監督作品です。
子供のころ原作が好きで何度も読み返していました。もうあんまり内容覚えていませんが、今回実家に帰ったらまだあったので最初だけ読んでみました。
面白いです。読み返さねば。
私が子供の頃には原作は3巻まででしたが、1990年と2001年に4巻、5巻が刊行されています。
原作者のル=グインは元々SF作家で、SF界の2大文学賞とも言えるヒューゴー賞とネビュラ賞を取っています。
その為か、ファンタジーであるゲド戦記も非常に論理的というか、理知的な部分が多いです。
この世界での魔法は言ってしまえば科学なのです。
魔法には雨雲を避ける力はあるが、避けられた雲はどこか別の場所で雨を降らせる。石を持ち上げ、動かすことはできても、地球からその石を消すことは出来ない。というのが基本的な考え方。
クーラーを使えば外が暑くなる、といった話と通じますよね。
で、映画です。
いかに御大の息子とはいえ、デビュー作でたくさんの制作費は使えなかったのか、画面の書き込みがアマアマです。
まあそれはしょうがないとして、一番の問題は長大な原作の要素を一緒くたにして、2時間強の映画にしてしまったこと。
1巻「影との戦い」だけを忠実に映像化して、シリーズ化すればよかったのにと悔やまれます。無理ありすぎで、説明不足です。
光るところもたくさんありましたが、、、歌とか。。。
見にいく方は「宮崎駿」を期待して行っちゃダメですよ。
さ、原作読み返すかな・・・
宮崎駿監督の長男で、三鷹の森ジブリ美術館の前館長、吾朗氏の初監督作品です。
子供のころ原作が好きで何度も読み返していました。もうあんまり内容覚えていませんが、今回実家に帰ったらまだあったので最初だけ読んでみました。
面白いです。読み返さねば。
私が子供の頃には原作は3巻まででしたが、1990年と2001年に4巻、5巻が刊行されています。
原作者のル=グインは元々SF作家で、SF界の2大文学賞とも言えるヒューゴー賞とネビュラ賞を取っています。
その為か、ファンタジーであるゲド戦記も非常に論理的というか、理知的な部分が多いです。
この世界での魔法は言ってしまえば科学なのです。
魔法には雨雲を避ける力はあるが、避けられた雲はどこか別の場所で雨を降らせる。石を持ち上げ、動かすことはできても、地球からその石を消すことは出来ない。というのが基本的な考え方。
クーラーを使えば外が暑くなる、といった話と通じますよね。
で、映画です。
いかに御大の息子とはいえ、デビュー作でたくさんの制作費は使えなかったのか、画面の書き込みがアマアマです。
まあそれはしょうがないとして、一番の問題は長大な原作の要素を一緒くたにして、2時間強の映画にしてしまったこと。
1巻「影との戦い」だけを忠実に映像化して、シリーズ化すればよかったのにと悔やまれます。無理ありすぎで、説明不足です。
光るところもたくさんありましたが、、、歌とか。。。
見にいく方は「宮崎駿」を期待して行っちゃダメですよ。
さ、原作読み返すかな・・・
そんな話があって、避けて通れなかったのかと。。。