時遊人~La liberte de l'esprit~

優游涵泳 不羈奔放 by椋柊

トロン:レガシー 93

2010-12-30 | 映画
ENCOMは
米国防総省にも通じる
巨大なネットワークを持ったコンピューター会社だ
デジタル界のカリスマ的存在である
ケヴィン・フリンが
7歳の息子サムを残し
忽然と消息を絶った

20年後

サムは
父からの謎のメッセージに導かれ
かつて
父が経営していたゲーム・センターを訪ねた
秘密の部屋を発見したサムは
コンピューターを作動させようと
端末の前に座った
その時
サムの後方にあったレーザー光線が照射され
サムは光に包まれてしまう



異空間へ運ばれてしまったサムは
電子闘技場に引きずり出される
訳の分らぬまま
次々と壮烈な戦いが展開された
そんなサムを
救ったのはクオラという女

父との再会を果たしたサムは
この場所が
すべてがデジタル化され
コンピューター制御された世界
父が創造した‘理想の世界’だと聞かされる



だが現在
コンピューター内にあるMCPによって
すべてのプログラムが支配され
その執行官が
クルーという独裁者であることも…
そして
クルーは
この異空間のみならず
人類をも手中に治めんと
画策していた

人類の存亡を脅かすこの世界‘トロン’の秘密とは…



3Dで見る意味あるんでしょうか
目がショボショボして
慣れるまで苦痛でした
確かに映像は綺麗だし
音楽も悪くない
SFチックなコスチュームも
斬新さが感じられるようなそうでないような

でも
なんざんしょ

新しい事に
挑戦している風ではありますが
「ターミネーター」や「スターウォーズ」と言った
かつてのSF大作の受け売り?
と思われる演出やシーンがちらほら

二番煎じ的な印象が残りました

結局
ハリウッド映画特有の
親子愛ってやつです



‘トロン’と言う名の戦士が
ラストの方で突如
「俺はユーザーの味方だ!」
とか言って
サム達の援護に回る下りがあるんですが
正義の味方である‘トロン’は
クルーに電子頭脳を
操作でもされていたのでしょうか?
我に返って
あっけなく消滅してしまって
可哀想なキャラクターでしたよ

デジタル世界のクオラが
何故
人間世界に存在出来るのかも
分からない…

ゲームが好きな人には
楽しめる作品なのかも知れませんが
σ(^_^;)駄目でした