第1話「わかれみち」
父源兵衛亡き後
八木家では
清十郎が町名主となり
しっかり者のお安と言う
女子(おなご)との縁組も決まり
未亡人となったお由有も
札差屋の父
大倉屋角右衛門の計らいで
大倉屋の大番頭四郎兵衛との縁組が決まり
あとは祝言をするだけ!
そんな矢先
高橋麻之助とお由有の運命を捻じ曲げ
お由有が八木家に嫁ぐ原因を作った
諸悪の根源
横平屋の出来損ない達三郎が
源兵衛が亡くなったことを聞きつけ
江戸に舞い戻り
お由有にちょっかいを出そうとします
当然
お由有の父角右衛門の怒りはマックス!
未来永劫
江戸領内に一歩もたりとも
踏み入れさせまいと
達三郎もろとも
資金源となってる横平屋を
江戸から追い払うべく
吉五郎の父相馬小十郎
両国橋の大親分大貞
高利貸として名高い丸三
言わずと知れた強者(つわもの)を招集
計画は見事成功したかと思いきや
達三郎は性懲りもなく
上方にある横平家本家を利用
大倉屋への意趣返しを目論みます
そのターゲットになったのが
麻之助の幼馴染吉五郎の
養子先・相馬家です
で次に動いたのが
次世代エース?
麻之助 清十郎 吉五郎 貞(大貞の息子)
見よう見まねで
古参の真似をしてみたけれど
上手くいかない
と言うことで
そこに若手の創意工夫と行動力を加え
達三郎・横平屋・上方の本家を
江戸から完全撤退に成功
清十郎とお安
お由有と四郎兵衛は
皆に祝福され祝言をあげたのでした
高橋家の跡取り息子は かなり無茶だが面白い奴だ
うちの跡取りは 親から見てもそりゃ優れた男なんだ
しかし 面白みのないおとこでねえ
σ(^_^;)
お由有の父は
麻之助のこと気に入ってんだよね~
お由有さんは……良いおっかさんになったな
皆 幸せになる
ああ ほっと出来ることだ
そう思いながら頷く麻之助を見ながら
角右衛門が独り言のように
漏らした言葉が
重ならない縁というのは あるもんだ
あ"ぁ"~
悲し過ぎる
角右衛門も
お由有と麻之助を
夫婦にさせたかったんだよね
義理の息子にしたかったんだろうね
第2話「昔の約束あり」
ある日
日本橋と両国橋の間にある
仏具屋
東国屋の娘・蝶が
己の家と
八丁堀・定廻り同心
相馬家の先祖が交わしたと言う
縁組話を持ちだしてきた
その裏には
蝶自身に降りかかった
御家人・小普請組世話役多村家との
縁談話が絡んでおりました
幼馴染の婿入り先が絡んだ揉め事を
解決すべきく動き出した麻之助と清十郎でしたが
なんと!
清十郎の女房・お安
吉五郎の許嫁・一葉(いちは)
自称麻之助・清十郎・吉五郎の親友
高利貸し丸三の女房・お虎が
殿方だけでは
心もとないと力を貸すと言い出します
では その助言だけを下さいな
おなご達がお調べごっこをするのはいただけないと思っているのかしら?
わたし達の事 役に立たないと見ておいでなんですか?
いやいや 役立たずではなかろうと思うので怖いんです
この三人で突っ走ってしまうと その先が怖いんです
一葉さん達お三方に男との喧嘩は無理だ 万が一って事があります
私は 小十郎様や清十郎達が頭を抱える所を見るのはご免なんです
東国屋さんの件は 今の所まだ危うい様子は見せちゃいません
だけどね奇妙な感じはしてます
だから心配させないでおくれなさい
にもかかわらず…
数日後
清十郎 お安が屋敷に帰ってこない
吉五郎 伯母上の所へ行ったはずの一葉さんが屋敷に戻ってこない
丸三 小僧をよこし お虎さんが麻之助の家に来ていないかと問うてきた
麻之助らは
一路 東国屋へ赴き
蝶が多村家を訪れた際みかけた納戸に
ま新しい鏡や婚礼道具が揃いも揃って三組あったこと
前妻三人が嫁いですぐく
亡くなっているらしいこと
行方知れずの三人が店に来る少し前
多村が東国屋を訪れていたことを聞きつけます
まさかお安は
妙な事を多村様に聞いたりしてないよな?
多村様のお屋敷がどこにあるのか教えてください!
一方
捕らわれていた部屋から脱け出したものつかの間
下男に出くわした三人は
多村の屋敷内を逃げ回っておりました
万事休す!
その時
木戸から颯爽と現れたのは 吉五郎
‘のした’男を引きずりながら屋敷の廊下に現れたのは 麻之助と清十郎
σ(^_^;)
この後
お安は初めて清十郎に叱られます
一葉を助けたにも関わらず吉五郎は小十郎から叱られ
麻之助も父・宗右衛門から叱られます
事件を解決に導き
おなご三人を救出したのに
叱られるとは…
十日後 麻之助の部屋
丸三が持ってきた山盛りの団子を前に
麻之助 清十郎 お安 お虎 一葉らが揃い
吉五郎から
ことの顛末を聞かされます
その下りは文庫121頁以降
一読下さい
σ(^_^;)
蝶にとって
やり方はどうであれ
相馬家を縁談話に巻き込んだのは正解でした
多村の最大の失敗は
蝶からさっさと手を引かなかったこと
一葉 お安 お虎にまで
手を出したのが致命的でした
吉五郎や清十郎
麻之助に目を付けられちゃ~
江戸では生きていけない!?
一葉が麻之助達にきちんと頭を下げ
助けて貰った礼を言ったあとにひとこと!
吉五郎さんが一番強かったので 嬉しかった
σ(^_^;)
吉五郎さん良かったね~
でも
暫くは
麻之助や清十郎に
からかわれちゃうね
其之弐に続く
文面の一部を原作より抜粋しています
父源兵衛亡き後
八木家では
清十郎が町名主となり
しっかり者のお安と言う
女子(おなご)との縁組も決まり
未亡人となったお由有も
札差屋の父
大倉屋角右衛門の計らいで
大倉屋の大番頭四郎兵衛との縁組が決まり
あとは祝言をするだけ!
そんな矢先
高橋麻之助とお由有の運命を捻じ曲げ
お由有が八木家に嫁ぐ原因を作った
諸悪の根源
横平屋の出来損ない達三郎が
源兵衛が亡くなったことを聞きつけ
江戸に舞い戻り
お由有にちょっかいを出そうとします
当然
お由有の父角右衛門の怒りはマックス!
未来永劫
江戸領内に一歩もたりとも
踏み入れさせまいと
達三郎もろとも
資金源となってる横平屋を
江戸から追い払うべく
吉五郎の父相馬小十郎
両国橋の大親分大貞
高利貸として名高い丸三
言わずと知れた強者(つわもの)を招集
計画は見事成功したかと思いきや
達三郎は性懲りもなく
上方にある横平家本家を利用
大倉屋への意趣返しを目論みます
そのターゲットになったのが
麻之助の幼馴染吉五郎の
養子先・相馬家です
で次に動いたのが
次世代エース?
麻之助 清十郎 吉五郎 貞(大貞の息子)
見よう見まねで
古参の真似をしてみたけれど
上手くいかない
と言うことで
そこに若手の創意工夫と行動力を加え
達三郎・横平屋・上方の本家を
江戸から完全撤退に成功
清十郎とお安
お由有と四郎兵衛は
皆に祝福され祝言をあげたのでした
高橋家の跡取り息子は かなり無茶だが面白い奴だ
うちの跡取りは 親から見てもそりゃ優れた男なんだ
しかし 面白みのないおとこでねえ
σ(^_^;)
お由有の父は
麻之助のこと気に入ってんだよね~
お由有さんは……良いおっかさんになったな
皆 幸せになる
ああ ほっと出来ることだ
そう思いながら頷く麻之助を見ながら
角右衛門が独り言のように
漏らした言葉が
重ならない縁というのは あるもんだ
あ"ぁ"~
悲し過ぎる
角右衛門も
お由有と麻之助を
夫婦にさせたかったんだよね
義理の息子にしたかったんだろうね
第2話「昔の約束あり」
ある日
日本橋と両国橋の間にある
仏具屋
東国屋の娘・蝶が
己の家と
八丁堀・定廻り同心
相馬家の先祖が交わしたと言う
縁組話を持ちだしてきた
その裏には
蝶自身に降りかかった
御家人・小普請組世話役多村家との
縁談話が絡んでおりました
幼馴染の婿入り先が絡んだ揉め事を
解決すべきく動き出した麻之助と清十郎でしたが
なんと!
清十郎の女房・お安
吉五郎の許嫁・一葉(いちは)
自称麻之助・清十郎・吉五郎の親友
高利貸し丸三の女房・お虎が
殿方だけでは
心もとないと力を貸すと言い出します
では その助言だけを下さいな
おなご達がお調べごっこをするのはいただけないと思っているのかしら?
わたし達の事 役に立たないと見ておいでなんですか?
いやいや 役立たずではなかろうと思うので怖いんです
この三人で突っ走ってしまうと その先が怖いんです
一葉さん達お三方に男との喧嘩は無理だ 万が一って事があります
私は 小十郎様や清十郎達が頭を抱える所を見るのはご免なんです
東国屋さんの件は 今の所まだ危うい様子は見せちゃいません
だけどね奇妙な感じはしてます
だから心配させないでおくれなさい
にもかかわらず…
数日後
清十郎 お安が屋敷に帰ってこない
吉五郎 伯母上の所へ行ったはずの一葉さんが屋敷に戻ってこない
丸三 小僧をよこし お虎さんが麻之助の家に来ていないかと問うてきた
麻之助らは
一路 東国屋へ赴き
蝶が多村家を訪れた際みかけた納戸に
ま新しい鏡や婚礼道具が揃いも揃って三組あったこと
前妻三人が嫁いですぐく
亡くなっているらしいこと
行方知れずの三人が店に来る少し前
多村が東国屋を訪れていたことを聞きつけます
まさかお安は
妙な事を多村様に聞いたりしてないよな?
多村様のお屋敷がどこにあるのか教えてください!
一方
捕らわれていた部屋から脱け出したものつかの間
下男に出くわした三人は
多村の屋敷内を逃げ回っておりました
万事休す!
その時
木戸から颯爽と現れたのは 吉五郎
‘のした’男を引きずりながら屋敷の廊下に現れたのは 麻之助と清十郎
σ(^_^;)
この後
お安は初めて清十郎に叱られます
一葉を助けたにも関わらず吉五郎は小十郎から叱られ
麻之助も父・宗右衛門から叱られます
事件を解決に導き
おなご三人を救出したのに
叱られるとは…
十日後 麻之助の部屋
丸三が持ってきた山盛りの団子を前に
麻之助 清十郎 お安 お虎 一葉らが揃い
吉五郎から
ことの顛末を聞かされます
その下りは文庫121頁以降
一読下さい
σ(^_^;)
蝶にとって
やり方はどうであれ
相馬家を縁談話に巻き込んだのは正解でした
多村の最大の失敗は
蝶からさっさと手を引かなかったこと
一葉 お安 お虎にまで
手を出したのが致命的でした
吉五郎や清十郎
麻之助に目を付けられちゃ~
江戸では生きていけない!?
一葉が麻之助達にきちんと頭を下げ
助けて貰った礼を言ったあとにひとこと!
吉五郎さんが一番強かったので 嬉しかった
σ(^_^;)
吉五郎さん良かったね~
でも
暫くは
麻之助や清十郎に
からかわれちゃうね
其之弐に続く
文面の一部を原作より抜粋しています