時遊人~La liberte de l'esprit~

優游涵泳 不羈奔放 by椋柊

コンテイジョン 45 

2011-11-29 | 映画
ベス・エムホフは
香港出張の帰り
夫のミッチが待つ
ミネソタの自宅に向かわず
シカゴで
元恋人と密会する

だがベスは
咳と熱を発症しており
同じような症状の人間が香港
ロンドン 東京など各地で次々と亡くなっていた



その事件に疑惑を抱いた
フリー・ジャーナリストのアラン・クラムウィディは
政府が
伝染病を隠しているのではないかとブログで指摘
更に
帰国から2日後
ベスが死亡
続けて
ベスの連れ子クラークも命を落とす

報告を受けたWHO(世界保健機構)の
ドクター・レオノーラ・オランテスたちが
続いて
アトランタのCDC(疾病予防センター)が
調査に乗り出す



エリス・チーヴァー博士の指示で
ミネソタに派遣されたドクター・エリン・ミアーズは
感染が疑われる人々の隔離を実施
カリフォルニア大学の医師が
コウモリと豚のウィルスが混ざった
新種のウィルスであることを解明したが
現時点では
治療法もワクチンもない



WHOは
ウィルスが48時間以内に
世界主要都市に拡散すると宣告
ワクチン開発に全力が注がれるものの
ウィルスは変異し
恐るべき速度で感染拡大してゆく

折しも
ネットでは
米仏が治療薬を
極秘に製造しているとの噂が広まったことから
中国衛生部のスン・フェンが
故郷の村人のワクチンとの引き換えとして
レオノーラ・オランテスを拉致


             

任務途中で
感染するエリン・ミアーズ
恋人に極秘情報を漏らしてしまうエリス・チーヴァー
娘を家に閉じ込めるミッチ・エンホフ

それぞれが
愛する者を守ろうとする中
アラン・クラムウィディは
政府が有効な治療薬を隠していると主張
恐怖は
ウィルスよりも早く感染し
パニックを起こした人々によって
各地で暴動が勃発する

それぞれが選んだ決断は?
そして
明かされるウィルスの発生地点とは…



ロビン・クックの作品に
アウトブレイク -感染(1987)
と言う小説があります
これは
不謹慎な表現ですが
非常に面白かった

同タイトルで
1995年に「アウトブレイク」と言う映画が公開されました
小説とは無関係みたいですけど
それなりにヒットしたのかな?
日本でも
2009年に「感染列島」と言う映画が
公開されσ(^_^;)拝見いたしました

この手の作品は
世界的に何度も公開されている訳ですが
それなに怖い



今回は
感染・流行範囲が非常に広いパンデミック(pandemic)を描いております

ウィルス 人類

終わりのない戦いみたいなもんですかね~




映画の感想なのですが

中途半端な結末と申しますか
感染を食い止めようとする
人間たちの個々を描きながら
唐突に
感染しエリン・ミアーズは画面から姿を消し
拉致から救出された
レオノーラ・オランテスは
自分と引き換えに
スン・フェンに渡されたワクチンが
ニセモノと知らされるや否や
空港から
立ち去りその後
どうなったのか一向に語られず

感染する人間と
感染しない人間の違いも
語れずじまい

何とも
中途半端な作品でございました

出演者が何気に豪華!
にも関わらず
その良さが全然出ておりません



ラストで
ミッチ・エンホフが
亡き妻・ベスが撮影したデジカメを再生
誰が
感染源なのか
観客は
何気に知ることができます

また
ブルトーザーが
森林の木なぎ倒し
その木にとまっていた蝙蝠の一匹が
養豚場内の梁にとまりながら
糞を落とす
その下にはブタの群れ

そのブタが子供を産み
子豚が売られ
香港のレストランへ
子豚を調理中のシェフがベスに呼ばれ…
と言う映像も流れます



ですが

そのブルトーザーに書かれた
会社名…

ワクチンを発見したのは
本当に
アリー・ヘックストールだったんでしょうか…

このパンデミックは
アメリカ政府とCDC&制約会社が結託して
意図的に
流行させたモノなのではなかったのか…

そんな
疑問を残す終わり方でした

制作陣営は
この映画を
3D化しようとしていたようですが
理解出来ません





        

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