今日の毎日新聞で、作家の渡辺淳一がとても面白いことを言っている。
曰く、「女より男の方が精神的に揺れやすい、ひ弱な生き物で、いざとなると腰が引ける。雄々しさと言うけど、男は芯が弱いから、神様は外見だけ強く造ったんじゃないかな。逆に女は芯が強いから、外見を優しくした。お母さんが男の子に『男らしくしなさい』と言うのは、放っておくと女になるからで、逆に女の子は、放っとくと男になるから『女らしく』と言われる。痛みや出血に対しても女性の方がはるかに強い。さらに男は持続する単調な仕事が苦手で、生命力も弱いから、現在寿命差が7年もある」
こないだNHKの番組で加藤登紀子と対談していた養老孟司も全く同じことを言っていた。
この観察は私の限られた人生経験でも的を得ていて大きくうなずく。そう多くの女性は知らないが、詰まるところは、女性は男性よりもはるかに強いということだ。私は二十歳代から何回も入院を経験しているが、うちの家内など結婚以来病気らしい病気をしたことがない。歳を追うごとにどっしりと逞しくなっていく。あの新婚当時のほっそりと折れそうだった姿態は一体どこに隠れてしまったのか、いくらか寂しい気もしているが・・・^^;
少なくとも外見上、男が女っぽく女が男っぽくなっていく世相は、実はその男女の本性に従おうとする、平和な時代の極めて自然な摂理なのかもしれない。おそらく平安時代がそうであったろうように。
そして、私の更なる興味は、いわゆるオカマやオナベと呼ばれる中性的人々のことで、古代の神々の多くが両性具有の中性神であったことなどを想うと、ある意味、彼ら彼女らこそ、人としての理想形を生きようとしている貴重な存在なのではないか・・・と勝手に想像したりもするのである。
曰く、「女より男の方が精神的に揺れやすい、ひ弱な生き物で、いざとなると腰が引ける。雄々しさと言うけど、男は芯が弱いから、神様は外見だけ強く造ったんじゃないかな。逆に女は芯が強いから、外見を優しくした。お母さんが男の子に『男らしくしなさい』と言うのは、放っておくと女になるからで、逆に女の子は、放っとくと男になるから『女らしく』と言われる。痛みや出血に対しても女性の方がはるかに強い。さらに男は持続する単調な仕事が苦手で、生命力も弱いから、現在寿命差が7年もある」
こないだNHKの番組で加藤登紀子と対談していた養老孟司も全く同じことを言っていた。
この観察は私の限られた人生経験でも的を得ていて大きくうなずく。そう多くの女性は知らないが、詰まるところは、女性は男性よりもはるかに強いということだ。私は二十歳代から何回も入院を経験しているが、うちの家内など結婚以来病気らしい病気をしたことがない。歳を追うごとにどっしりと逞しくなっていく。あの新婚当時のほっそりと折れそうだった姿態は一体どこに隠れてしまったのか、いくらか寂しい気もしているが・・・^^;
少なくとも外見上、男が女っぽく女が男っぽくなっていく世相は、実はその男女の本性に従おうとする、平和な時代の極めて自然な摂理なのかもしれない。おそらく平安時代がそうであったろうように。
そして、私の更なる興味は、いわゆるオカマやオナベと呼ばれる中性的人々のことで、古代の神々の多くが両性具有の中性神であったことなどを想うと、ある意味、彼ら彼女らこそ、人としての理想形を生きようとしている貴重な存在なのではないか・・・と勝手に想像したりもするのである。