庭戸を出でずして(Nature seldom hurries)

日々の出来事や思いつきを書き連ねています。訳文は基本的に管理人の拙訳。好みの選択は記事カテゴリーからどうぞ。

冬の蜘蛛

2012-12-03 09:58:00 | 海と風
今朝の室温7℃。すでに12月、じゅうぶん冬の季節ではあるのだが、ちょっと冷え込みが早すぎはしないか・・・。昨夜は珍しく、夜中の3時半頃に寒さで目が覚めた。薄手の鰍ッ布団2枚では足りなかったようだ。8e144c0c.jpeg

朝のタバコ一服の定位置から眺める中庭のゴールドクレストの大木は、ハトが巣を作ったり、スズメやヒヨドリが遊んだり、女郎蜘蛛が網を張ったり、西風を告げる風見になったり・・・で、いろいろと役に立っている。

昨夜は少し雨が降ったらしく、9時を回っても針葉の先端には朝の日差しを透過する水滴がいくつも付いていた。夏の間、忙しく活動していた女郎蜘蛛は、晩秋が来て一度は広い網を撤収し、どこかに隠れていたように見えたのだが、今朝の玉露を写真に収めようとベランダに出てみたら、夏ほどではないにしても、わりあいしっかりした網の中心で冬眠したように固まっていた。 

天気予報では日中15℃あたりまでは上がるらしい。昼からまた少し身体を動かしに海に出かけることになるだろう。