庭戸を出でずして(Nature seldom hurries)

日々の出来事や思いつきを書き連ねています。訳文は基本的に管理人の拙訳。好みの選択は記事カテゴリーからどうぞ。

朝日と夕日

2012-12-04 18:00:00 | 海と風
今日は(も)嬉しい一日だった。まず、この夏からカイトサーフィンの練習を始め、カイト操作やボディドラッグなどの基本はほぼマスターしたS君が、初めて板に乗って数十メートルを走った。天気晴朗。塩屋の水溜りフラットはほぼ満潮、風は北西から8m程度。
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カイトの世界は、地上で行うランド・カイトや、海上走行の前に多くの人が練習するボディドラッグだけでも充分楽しいのであるが、やはり、板を履いたらそれなりの走りをしたくなる。その気持ちが、彼の中で徐々に強くなっているのは分かっていたが、ともかく、これからも続く「基本の反復練習」には充分すぎるぐらいの時間をかけようと考えていた。

元来インドア派の彼にとっては、海のスメ[ツも風読みスメ[ツも初めての分野である。本日を彼の初走行記念日とするが、ともかくまだ若い。これからこのスメ[ツを通して、じっくりと大自然の奥深さを感じ取って欲しいと思う。

それから、サーフィンも楽しむK君が素晴らしい夜明けの写真を送ってくれた。松山の我121204okihama-sunrise-s.jpgが家からは日の出を見ることがなく、私はめったに朝焼け時に起きることもないので、瀬戸の夕空かと思ったら、高知の大岐浜の朝日だった。有名なサーフィンエリアだ。この旭日は、来年の年賀状に使わせて頂くことになるだろう。

この浜は、ウィンド時代の初期にウィンド用のロングボードでサーフィンの真似をしたことがある。片道5時間ほどかかり、前夜はほとんど寝てなかったことなど思い出す。もう30年近く前の話だ。その後、キャンプに出かけて一泊したが、太平洋から寄せるユッタリした波音を聞きながら、長くて美しい砂浜を端から端までゆっくり歩いた。8a5bb82e.jpeg

ついでに、今日の塩屋の夕暮れ時の西空も一枚。海に囲まれた土地で、太陽と共に生活できることは、実はまったく在り難いことなのだ・・・と最近とみに思う。
コメント
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