庭戸を出でずして(Nature seldom hurries)

日々の出来事や思いつきを書き連ねています。訳文は基本的に管理人の拙訳。好みの選択は記事カテゴリーからどうぞ。

セミ 3

2015-07-18 16:53:00 | 自然
昼下がりに、縁深き一匹のセミを、本来居るべきキンモクセイに止めてやろうとしたら、なんと私が選んだ木の2mほどの位置に、先客がおりました。

これは、他の木にも?・・・と、ざっと点検したところ、全部で10個以上の抜け殻があり、したがってそれだけの数の成虫がいたということになります。

やはり、羽化してから鳴きだすまでは時間がかかるようで、我が家の庭も近所の庭も、いまだ極めて静かであります。

成虫がいた・・・というのは、先ほどの夕方、写真を撮りに行ってみたら、どういう訳か一匹も見つけることができなかった次第。 これもまた、どこに行ってしまったのでしょうか・・・。



セミ 2

2015-07-18 08:33:00 | 自然
・・・おりました!。どうも一日、カーテンのひだに隠れていたようです。

まだ声がしません・・・そうだ、確かセミはオスしか鳴かないんだったな・・・と思いだして、確認しようとつまんでみたら、小さくジっと鳴いてくれました。

まだ羽化したばかり・・・というだけでなく、ひょっとしたら、ある程度の樹脂を養分としてからでないと元気が出ないのかもしれません。

もうしばらく様子を見て、本来到達するはずであったキンモクセイの程よい一本に移してやるつもりであります。