金縛りの状態には ちょいちょい陥りますが、何かが乗っかってきたことはありません。
オープニングは ティム・バートンへのオマージュ?
『ステキな金縛り』(11/18 レイトショー)
制作国:日本(2010年)
監督/脚本:三谷幸喜
出演:深津絵里(宝生エミ)
西田敏行(更科六兵衛)
阿部寛(速水悠)
竹内結子(日野風子/矢部鈴子)
浅野忠信(木戸健一)
草なぎ剛(宝生輝夫)
中井貴一(小佐野徹)
市村正親(阿倍つくつく)
小日向文世(段田譲治)
小林隆(管仁)
KAN(矢部五郎)
木下隆行(工藤万亀夫)
山本耕史(日野勉) 戸田恵子(猪瀬夫人) 浅野和之(猪瀬) 生瀬勝久(占部薫)
山本亘(法廷画家ではない 日村たまる) 梶原善(伊勢谷) 篠原涼子(悲鳴の女)
佐藤浩市(村田大樹) 唐沢寿明(ドクター) 阿南健治 近藤芳正 深田恭子 他

何度も大爆笑しました。三谷作品もコメディも大好きなので 大いに楽しみましたが、個人的には『THE 有頂天ホテル』が かなりの出来映えだと思っているので、そこまでのわくわく感は 無いかもね。
とはいえ、「落ち武者の霊が証人」なんていう突拍子もない設定(正確には 落ち武者じゃないけど)を、ファンタジーではなくドラマとしてみせる手腕は見事だし、被告の無実を明かす手立ても、最終的には 落ち武者頼みじゃなく「真犯人を突きつける」という 決定打を放ったのには 大納得。ただ、死後の世界の様子を具体的に語る部分もあって、面白いけど nnn...どうなんだろ? 舞台が法廷となると、もっと真剣な丁々発止の法廷ドラマも観たくなっちゃうし、物足りなさは否めません。そもそも、笑いありきの作品なので 言っても始まりませんが。
...と、ちょっぴり辛めのレビューになっちゃいましたが、評判も上々ですし、世代を問わず沢山の人が楽しめる作品だと思います。ティム・バートンっぽいオープニングは、恐らく狙っての事だと思うんだけど、霊が見える人の条件のひとつである「シナモン」も、なんとなく『タイムトラベラー(時をかける少女)』のラベンダーを感じます。関係ないのかな? いや... ありそう。
生誕50周年「三谷幸喜祭り」って事もあってか、今作は 三谷組の役者で隅から隅まで埋め尽くされています。そんな中には、全く同じ役を演じている人も居たりして、兎に角 遊び心は満載です。今年の三谷作品と言えば、7月に出掛けた舞台『ベッジ・パードン』の深津絵理が 実に可愛くて印象的でした。
オープニングは ティム・バートンへのオマージュ?
『ステキな金縛り』(11/18 レイトショー)

監督/脚本:三谷幸喜
出演:深津絵里(宝生エミ)
西田敏行(更科六兵衛)
阿部寛(速水悠)
竹内結子(日野風子/矢部鈴子)
浅野忠信(木戸健一)
草なぎ剛(宝生輝夫)
中井貴一(小佐野徹)
市村正親(阿倍つくつく)
小日向文世(段田譲治)
小林隆(管仁)
KAN(矢部五郎)
木下隆行(工藤万亀夫)
山本耕史(日野勉) 戸田恵子(猪瀬夫人) 浅野和之(猪瀬) 生瀬勝久(占部薫)
山本亘(法廷画家ではない 日村たまる) 梶原善(伊勢谷) 篠原涼子(悲鳴の女)
佐藤浩市(村田大樹) 唐沢寿明(ドクター) 阿南健治 近藤芳正 深田恭子 他

何度も大爆笑しました。三谷作品もコメディも大好きなので 大いに楽しみましたが、個人的には『THE 有頂天ホテル』が かなりの出来映えだと思っているので、そこまでのわくわく感は 無いかもね。
とはいえ、「落ち武者の霊が証人」なんていう突拍子もない設定(正確には 落ち武者じゃないけど)を、ファンタジーではなくドラマとしてみせる手腕は見事だし、被告の無実を明かす手立ても、最終的には 落ち武者頼みじゃなく「真犯人を突きつける」という 決定打を放ったのには 大納得。ただ、死後の世界の様子を具体的に語る部分もあって、面白いけど nnn...どうなんだろ? 舞台が法廷となると、もっと真剣な丁々発止の法廷ドラマも観たくなっちゃうし、物足りなさは否めません。そもそも、笑いありきの作品なので 言っても始まりませんが。
...と、ちょっぴり辛めのレビューになっちゃいましたが、評判も上々ですし、世代を問わず沢山の人が楽しめる作品だと思います。ティム・バートンっぽいオープニングは、恐らく狙っての事だと思うんだけど、霊が見える人の条件のひとつである「シナモン」も、なんとなく『タイムトラベラー(時をかける少女)』のラベンダーを感じます。関係ないのかな? いや... ありそう。
生誕50周年「三谷幸喜祭り」って事もあってか、今作は 三谷組の役者で隅から隅まで埋め尽くされています。そんな中には、全く同じ役を演じている人も居たりして、兎に角 遊び心は満載です。今年の三谷作品と言えば、7月に出掛けた舞台『ベッジ・パードン』の深津絵理が 実に可愛くて印象的でした。